東京の都会の真ん中、赤坂に、豊川稲荷東京別院があります。
豊川稲荷東京別院は、知る人ぞ知る子宝・子授けのパワースポットです。
妊活中の未来のママさんは、ぜひお参りして、カワイイ赤ちゃんを授かってくださいね。
豊川稲荷東京別院は赤坂のパワースポット
豊川稲荷東京別院は、赤坂見附駅から徒歩5分の都会の真ん中にあります。
何度か、近くに行く機会はあったのですが…。
なかなか縁がなく、今回初めてお詣りさせていただきました。
京都の田舎モンが、Google Map片手に、いろんな方に駅や道を聞きながら辿り着きました。
お昼を少し回っていたので、豊川稲荷東京別院から青山通りを挟んで、向かい側にあるドトールコーヒーに寄りました。
ドトールで、ミラノサンドAを食べてから、お参りさせていただきました。
豊川稲荷東京別院は、山門の前から、ひしひしとパワーを感じるパワースポットでした。
子宝・子授けのパワースポット
豊川稲荷東京別院の説明は後半に譲るとして、早速、子宝子授けのパワースポットを紹介します。
豊川稲荷東京別院の子宝・子授けのパワースポットは、
- 本殿
- 布袋尊
- 子宝観音
- 子だき狐
- 子授け霊狐
の5ヵ所です。
金運アップや恋愛運アップのパワースポットは、別にあります。
子宝・子授け祈願と一緒に、金運アップの祈願もできるのが、豊川稲荷東京別院のおすすめポイントでもあります。
コチラは、別のページで詳しく説明しています。
本殿で子宝・子授祈願
豊川稲荷東京別院のご本尊は、豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)です。
豐川ダ枳尼眞天は、難しい字で読みにくいので、ダキニ天と書かせていただきます。
ダキニ天の詳しい説明は、ページの後半でさせていただきます。
ダキニ天は、非常に美しい女神さまですが、気性の激しい神さまでもあります。
その分、パワーもすごく強い神さまです。
信仰する人なら、どんな願いもかなえてくださるというありがたい神さまです。
子宝・子授けも、もちろん叶えていただけます。
金運も恋愛運も、もちろん叶えてくださいます。
でも、一つだけ約束してほしいことがあります。
願いが叶ったら、必ずお礼参りをしてくださいね。
ダキニ天は、お願いだけしてホッタラカシにする人には、非常に厳しい神さまです。
これは、人間相手でも同じですよね。
自分が困ったときだけ、人にお願いして、その後は知らん顔。
こんな人間は、誰にも相手にされず軽蔑されてしまいます。
神さまも、このような人間は、軽蔑されます。
そして、二度と願いを叶えてはいただけません。
布袋尊のご利益は子宝と子孫繁栄
豊川稲荷東京別院は、七福神がお祀りされています。
豊川稲荷東京別院の境内で、七福神めぐりができます。
その七福神の中で、布袋尊(ほていそん)は、子宝と子孫繁栄のご利益を授けてくださいます。
占いが得意で、外れたためしがないという伝説があります。
堪忍袋という大きな袋を持っていて、人からのお布施は、全てその袋に入れていたそうです。
いつもニコニコと笑顔で、子供たちや人々にすごく好かれた、中国の実在の高僧です。
布袋尊の絵には、多くの子供たちに囲まれている絵も多く、子宝・子授けのご利益があるとされています。
布袋尊のご利益としては、子宝・子授けの他に、
- 開運招福
- 夫婦円満
- 商売繁盛
- 無病息災
- 金運上昇
などがあります。
子宝観音の子授けのご利益
子宝観音は、山門を入ってすぐ右手に、お祀りされています。
視界がひられている場所なので、すぐにわかります。
子宝観音は、かわいい赤ちゃんを抱っこされています。
優しい雰囲気を漂わされている観音さまです。
その名の通り、子宝・子授けと子孫繁栄のご利益を授けてくださいます。
ちなみに、子宝観音の後ろには、我が永遠のアイドル山口百恵ちゃんが、卒業記念に植樹した山茶花(サザンカ)の看板があります。
また、近くには、桜田淳子、森昌子の植樹の看板もあります。
花の高三トリオの卒業記念植樹です。
オジンは、子宝観音様以外に、思いもよらないところで感激してしまいました。
子だき狐で子宝祈願
豊川稲荷東京別院には、子だき狐がお祀りされています。
場所は、大岡越前守忠相公(おおおかえちぜんただすけこう)の大岡廟の前です。
狐の石像ですが、赤い前掛けをした母狐がが、かわいい子狐を抱いています。
子だき狐を撫でながら、
『子供が授かりますように。』
と、お願いすると、子宝・子授けのご利益が授かれます。
子授け霊狐
豊川稲荷東京別院の奥の方に、子授け霊狐がお祀りされています。
小さな祠の中に、数体の狐の石像が、ぎゅっと固まってお祀りされています。
祠の前にも3体の狐がいます。
たくさんの狐が、寄り添うようにこちらを向いているのが、なんとなく愛らしい感じです。
子宝との縁結び祈願
子宝・子授けは、夫婦和合と子供のとの縁結びが大切です。
豊川稲荷東京別院には、子供との縁、夫婦和合、子孫繁栄の神さま仏さまもたくさんおられます。
招福利生大黒天
招福利正大黒天は、手水舎の前の大黒堂にお祀りされている大黒様です。
招福利正大黒天は、豊川稲荷東京別院のご本尊である豊川ダ枳尼眞天の化身だそうです。
大黒天のご利益といえば、まず金運や商売繁盛、福徳の神さまというイメージがあります。
でも、大黒天のご利益は、それだけじゃありません。
- 財運上昇
- 寿福円満
- 開運厄除
- 五穀豊穣
- 子孫繁栄
- 子授け
- 縁結び
など、ありがたいご利益がイッパイです。
子孫繁栄や子授けのご利益もあるので、ベビ待ちの未来のママにも、ぜひお参りしていただきたい神さまです。
カワイイ赤ちゃんも、お金も授かれるなんてサイコーですね。
大黒天と大国主命
大黒天といえば、何でも出てくる打ち出の小槌と、大きな袋がトレードマークですね。
みんなからは、親しみを込めて『ダイコクさま』と呼ばれています。
大黒天は、元々マハーカーラという名前のインドのヒンドゥー教の神さまです。
マハーは、『大いなる』とか『偉大な』という意味です。
カーラーは、『闇黒』という意味です。
両方足して、大黒になりますね。
大黒天は、本来戦闘の神さまで、破壊神です。
今の柔和で、温厚なイメージとは、180度違います。
では、なぜこのような、優しい神さまになったのかというと…。
もうお一方、ダイコクさまと呼ばれる神さまがいらっしゃいます。
それは、出雲大社の主祭神、大国主命(おおくにぬしのみこと)です。
因幡の白ウサギや国譲りの神話で有名な、優しい神さまです。
大国と大黒が、同じダイコクなので、同一神としてお祀りされるようになりました。
因幡の白ウサギでは、大きな袋を肩に担いで登場されます。
イメージが重なりますね。
大国主命は、縁結びの神さまです。
目に見えないあらゆるものの縁を司られる神さまです。
- 男女の縁
- お金との縁
- 親と子供の縁
- 学校との縁
- 仕事との縁
- 食べ物との縁
など、全てあなたの人生にかかわるご縁を、大国主命が司られます。
大黒天と大国主命は、もともと別の神さまであったのですが…。
同じ神さまになったので、ご利益も雰囲気も集合されました。
闇黒の破壊神だった大黒天が、ウサギを助けた優しい大国主命のイメージが強くなりました。
いまの、ふくよかな顔で笑っておられるお姿は、大国主命のイメージと重なりますね。
叶稲荷尊天
本殿の左側の細い通路を、奥の方に進んでいくと、弁財天がお祀りされています。
その弁財天のさらに奥に、叶稲荷尊天(かのういなりそんてん)のお社があります。
お社にかかっている説明によると『叶(かのう)』とは、
- 願望が成就すること
- 願いがとどく
と書かれています。
叶稲荷尊天は、ありとあらゆる悪縁を切ってくださいます。
その上で、新たな良縁を授けてくださいます。
赤ちゃんとの縁が結べなかったという縁を断ち切り、子宝に恵まれる縁を結んでいただきましょう。
愛染明王
愛染明王(あいぜんみょうおう)は、人間の最も強い欲望の一つである愛欲を、悟りを求めるパワーに変えてくださる仏さまです。
愛染明王が、人々を救うためにたてられた12に誓願の中に、
- 子孫の繁栄と、家運の上昇、信心する人の一家を守って、幸福の縁をもたらす。
- 女性に善き愛を与えて良い縁を結び、結婚後は善根となる子供を授ける。
- 女性の出産の苦しみを和らげ、その子のために信心すれば、子供には福徳と愛嬌を授ける。
というものがあります。
正に、子宝・子授けをお願いしたくなる誓いですね。
しかも、授かった子宝に、福徳と愛嬌まで授けていただけるなんて、サイコーですね。
愛染明王のご利益は、
- 縁結び
- 良縁成就
- 結婚成就
- 夫婦円満
- 招福開運
- 商売繁盛
- 無病息災
- 延命
- 戦勝
- 染物屋守護
- 水商売守護
夫婦和合で円満に、子作りに励めるよう、愛染明王にお願いしてくださいね。
ちなみに、戦国武将の直江兼継の兜には、『愛』前立てがあります。
この『愛』は、愛染明王の愛から採ってと言われています。
豊川水神社の子宝のご利益
昔から、日本では、水は神聖なものとされていきました。
清流や瀧を、神聖なものとして、身を清めたりします。
水神は、子授け・子孫繁栄のご利益をもたらすとも言われています。
四柱推命では、五行の水は子を表します。
子宝にゆかりのある豊川水神社で、子宝・子授けのお願いをしてくださいね。
豊川稲荷東京別院は伏見稲荷大社と同じ神様?
豊川稲荷東京別院は、『稲荷』ですから神社だと思ってい人も居られます。
でも、豐川閣妙嚴寺(とよかわかくみょうごんじ)山号を圓福山(えんぷくざん)という、曹洞宗のお寺なんです。
お稲荷さんと言えば、京都の伏見稲荷大社が総本社で、こちらは神社です。
伏見稲荷大社の主祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)という神さまです。
豊川稲荷お祀りされているご本尊は、豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)という神さまです。
ご本尊の豊川ダ枳尼眞天ってどんな神さま?
豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)は、寒巖禅師(かんがんぎいん)というお坊さんが感得された神さまです。
ダ枳尼眞天は、漢字が難しいので、よくカタカナでダキニ天と書かれています。
ダキニ天は、元はインドの『ダーキニー』という人の肉を食べる夜叉(鬼神)でした。
そんなことから、ダキニ天は、見るからに恐ろしい姿で描かれています。
大日如来は、大黒天に化身して、ダキニ天を改心させようと人の肉を食べることを禁じました。
でも、ダキニ天は、『人を食べないと生きられない。』と言います。
大黒天は仕方なく、『死んだ人の肉なら食べても良い。』と言いました。
でも、ダキニ天は、『死んだ人の肉は、自分たちよりも強い鬼神が食べてしまう。』と言いました。
大黒天は憐れに思い、人の死を6ヵ月前にわかる能力と『訶利訶・キリカク』というご真言を、ダキニ天に授けました。
これによって、ダキニ天は仏に帰依することになり、鬼神から善神になりました。
このような話から、ダキニ天は、人に祟るなど恐ろしい神さまのイメージがあります。
でも、そんなことはないので安心してください。
ダキニ天は、努力する人、明るい気持ちで頑張っている人なら、どんな願いも叶えてくださる神さまです。
大切なのは、努力する気持ちとポジティブな気持ちです。
努力も何もしないのに、『10億円儲かりますように。』などという、分不相応なお願いは聞いてもらえません。
真剣な気持ちでお詣りする人には、全力でご利益を授けていただける神さまです。
お願いが叶ったら、お礼参りも忘れずに!
豊川稲荷東京別院の子宝お守り
- 子宝守り:700円
豊川稲荷東京別院の社務所で、子宝のお守りや安産のお守りが授かれます。
お守りを授かる前に、しっかりと神さま仏様にお参りしてくださいね。
豊川稲荷東京別院へのアクセス
- 銀座線赤坂見附駅:徒歩5分
- 千代田線赤坂駅:徒歩5分
- 南北線・半蔵門線・有楽町線永田町駅:徒歩5分
豊川稲荷東京別院は、都会のど真ん中にあります。
交通の便も良いので、どこからでも行きやすいですね。
私のような京都の田舎モンのオジンも、何とか電車を乗り継いでいけました。
また近いうちに、機会を作ってお参りしたいと思うパワースポットでした。
東京都港区元赤坂1丁目4-7