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三面大黒天のご利益 金運と商売繁盛のお守り

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貧しい百姓の子供だった豊臣秀吉を天下人にさせたのは、三面大黒天のご利益でした。

三面大黒天の金運・商売繁盛・出世運のご利益は、凄まじいまでに強力です。

このページでは、最強の福の神と言われる三面大黒天と、豊臣秀吉の本物の三面大黒天像ゆかりのお守りについて紹介します。

豊臣秀吉の本物の三面大黒天像を祀る
圓徳院で開眼供養された三面大黒天像
\豊臣秀吉の出世運にあやかる/
圓徳院所蔵像復刻 豊臣秀吉の
三面大黒天等身大 開眼供養済み

三面大黒天の金運と商売繁盛ご利益は凄まじい

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金運や商売繁盛、出世運のご利益が篤い神様は、たくさんおられます。

その中でも、三面大黒天の金運・商売繁盛・出世運のご利益は、とびぬけて強力です。

まさに、金運・商売繁盛・出世運のご利益最強の福の神です。

三面大黒天のご利益で天下人に出世した豊臣秀吉

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三面大黒天が、最強の福の神だと言ったのにはワケがあります。

それは、天下人になった豊臣秀吉が、三面大黒天を尊崇して天下人にまで栄達したからです。

アナタもご存じの通り、豊臣秀吉は尾張の国 中村の貧しい百姓の子供として生まれます。

豊臣秀吉は、幼くして父親を亡くします。

その後、母親の『仲(なか)』の再婚相手である『竹阿弥(ちくあみ)』に虐待され、家を出ます。

木綿針売りなどしながら放浪し、今川家の配下である松下加兵衛という武将に仕えます。

でも、そこでも先輩たちにいじめられて、放り出されてしまいます。

このように、不遇にあえいでいた豊臣秀吉に、転機が訪れます。

そうです。

三面大黒天との出会いです。

三面大黒天の塑像をを見た豊臣秀吉は、そのすごさを感じ取り、三面大黒天の小さな像を作らせて念持仏とし、常に身近に置き崇敬しました。

豊臣秀吉は、生涯にわたってこの三面大黒天像を、大切に所持したと言われています。

それから、織田信長に仕え、数々の手柄を立てました。

そして、何度も絶体絶命のピンチを三面大黒天に祈ることで潜り抜け、やがて天下統一を果たし、天下人にまで上り詰めました。

このように、貧しく不遇だった豊臣秀吉を、天下人に押し上げるほどの強力なご利益が、三面大黒天にあると言われています。

豊臣秀吉が天下を統一したのは、三面大黒天と出会って30年後のことでした。

三面大黒天像のお守りと念持仏のご利益

豊臣秀吉を天下人にまで栄達させた本物の三面大黒天像が、京都東山の高台寺圓徳院にお祀りされています。

圓徳院で開眼供養された三面大黒天像と念持仏のお守り

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高台寺圓徳院で開眼供養された三面大黒天のお守りと像が、頒布されています。

圓徳院の開眼供養証明書付きの三面大黒天像

  • 豊臣秀吉の強運にあやかりたい
  • 豊臣秀吉の三面大黒天原寸大で復刻

家や会社でお祀りする場合におすすめの像です。

  • 価格:38,500円(税込)
  • 素材:ヒノキ
圓徳院の開眼供養済の三面大黒復刻像
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圓徳院所蔵像復刻 豊臣秀吉の
三面大黒天等身大 開眼供養済み

サイズは、

  • 縦:約100mm
  • 横:約142mm
  • 高さ:約165mm
  • 重量:約380g

で、豊臣秀吉の本物の像の原寸大です。

    • 圓徳院の開眼供養証明書付き
    • ご祈祷済み字札付き
    • ご祈祷済み姿札付き

豊臣秀吉の本物の三面大黒天をお祀りする圓徳院で、開眼供養されたの三面大黒天像です。

豊臣秀吉の三面大黒天を原寸大で復刻されました。

圓徳院の開眼供養証明書付きのお守り懐中念持仏

豊臣秀吉の三面大黒天を常に携帯できる念持仏のお守り

お守りとして、いつも肌身離さず持ち歩くのに最適です。

  • 価格 : 22,000円(税込)
  • 素材:檀木
開眼供養済の三面大黒念持仏のお守り
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《圓徳院開眼供養済み》
三面大黒天懐中念持仏
【持ち運べる御守(壇木)】

サイズは、

  • 縦:約60mm
  • 横:約39mm
  • 高さ:約20mm
  • 重量:約20g

と、常に持ち歩くことができる大きさです。

運勢を変えたい

ピンチをチャンスに変えたい

こんな時、豊臣秀吉は、常に三面大黒天に祈願していました。

豊臣秀吉の三面大黒天を祀る高台寺圓徳院

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圓徳院(えんとくいん:円徳院)は、京都の東山にある高台寺の塔頭です。

高台寺 圓徳院は、山時代の典型的な枯山水の書院庭園が有名な凄く美しい寺院です。

豊臣秀吉の正室『ねね』は秀吉没後に、菩提寺として京都東山に高台寺を建立します。

高台寺 圓徳院は、ねねの菩提を弔うため、ねねが晩年を暮らした居館を改め圓徳院としたものです。

高台寺 圓徳院の三面大黒天は、豊臣秀吉が常に身近に置いて崇敬していた本物の三面大黒天像です。

三面大黒天像のお前立ち像は、拝観無料のところにある大黒天のお堂にお祀りされています。

三面大黒天のお堂にお参りするだけなら、拝観料なしでお参りできます。

三面大黒天とは 由来と歴史

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三面大黒天とは、七福神で有名な

  • 大黒天
  • 毘沙門天
  • 弁財天

という仏教の天部の神様が、一体になられた神様です。

日本における三面大黒天の由来と歴史は、天台宗を開いた最澄(さいちょう=伝教大師:でんぎょうだいし)から始まります。

最澄は、804年に留学生として唐に行きます。

唐のほとんどの民家で、三面大黒天像が祀られているのを知ります。

また、比叡山延暦寺の伝えによると、今から約1,200年前

最澄(伝教大師)が、比叡山根本中堂を創建の時、一人の仙人が現れました。

そこで、最澄がその仙人に、

『あなたはどなたですか、そして何しに来られましたか。』

と尋ねられました。

するとその仙人は、

『普利衆生、皆令離苦、得安穏世間之楽及涅槃楽』

と、法華経のご文をを唱えられました。

これを聞かれた最澄は、

『それなら修行する多くの僧侶達の食生活と健康管理のため、比叡山の経済を守ってください。』

とお願いされました。

最澄のお願いに対して仙人は、

『毎日三千人の人々の食料を準備しましょう。それから私を拝むものには福徳と寿命を与えます。』

と約束されました。

最澄は、子の仙人こそ三面大黒天に違いないと思われました。

それで、早速身を浄め、一刀三拝して尊像を彫み、安置されたのが、比叡山延暦寺の大黒堂にお祀りされている三面大黒天です。

この三面大黒天の正しい名称は、三面六臂大黒天(さんめんろっぴだいこくてん)です。

大黒天と弁財天と毘沙門天が一体になった福の神

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大黒天も弁財天も毘沙門天も、すごくパワーが強くご利益が篤い神さまです。

しかも、三尊とも、戦いの神様であり、金運財運の神様でもあるのです。

一尊でも、強力なご利益のパワーがあるのに、三尊が合体されたのですから、そのパワーの凄まじさと言ったら…。

三面大黒天の凄さをご理解いただくために、大黒天、弁財天、毘沙門天の個々の紹介をします。

大黒天のご利益 金運と商売繁盛

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大黒天というと、頭巾をかぶって大きな袋を肩にかけて、にこやかに微笑んでいるふくよかで柔和な神様。

こんなイメージを持たれているかもしれません。

でも、元々の大黒天は、破壊神であり、死を司る闇黒の神様です。

大黒天は、元々インドのヒンドゥー教の破壊神であるシヴァ神の化身と言われています。

大黒天のヒンドゥー教での名前は、『マハーカーラ』です。

『マハー』は、『偉大な』『立派な』という意味です。

『カーラ』は、『黒い』という意味であり、『死』という意味も含みます。

インドでは、戦いの神様であり、死をも司る軍神でもあります。

インドから中国に伝わると、食べ物の神様の性質を帯びて、厨房にお祀りされるようになりました。

日本へは、最澄(さいちょう=伝教大師:でんぎょうだいし)が、初めて大黒天をお祀りしたと言われています。

先ほども言った通り、比叡山延暦寺で、最澄に食べ物を与えるという約束をされました。

日本でも厨房の中心の柱にお祀りされることが多く、それで家の中心となる柱を大黒柱というようになりました。

また、日本では、出雲大社で有名な大国主命(おおくにぬしのみこと)と、『大国』と『大黒』で、ダイコクが通じることから同一神として祀られるようになりました。

大国主命のご神徳が追加され、五穀豊穣や福徳の神様という性格がさらに強調されることになりました。

今や大黒天は、七福神の一尊として、日本でも一二を争うほどの大人気の神様です。

こんなことから、大黒天は寺院だけでなく、日本神道の神社でもたくさんお祀りされています。

大黒天のお使いは、ネズミです。

大黒天の主なご利益

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大黒天のご利益としては、金運や商売繁盛の他に、

  • 五穀豊穣
  • 出世開運
  • 商売繁盛
  • 財運上昇
  • 寿福円満
  • 開運厄除
  • 子孫繁栄
  • 子授け
  • 縁結び

などのご利益が有名です。

弁財天のご利益 財運と芸能と勝負運

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弁財天も大黒天と同様に、元々インドのヒンドゥー教の神様から、仏教に取り入れられた神様です。

弁財天の元々の名前は、聖なる河とその化身の名前である『サラスヴァティー』です。

非常に美しい美の女神さまですが、戦いの神様でもあります。

川の流れる音から音楽や芸術、弁舌、学問の神様となりました。

仏教に取り入れられてからは、財宝を司る金運財運、智慧、延命長寿のご利益があるとされました。

日本では、宗像大社や厳島神社にお祀りされる市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)と同一神とされました。

市杵嶋姫命も、水の神様で絶世の美女とされることから、弁財天と習合したようです。

弁財天も、七福神の中の一尊です。

七福神の中の紅一点で、日本でもとても人気のある女神さまです。

そりゃそうですよね。

美しくて、強くて、賢くて、財宝を司る神様なんて、人間誰でも憧れてしまいます。

私の住んでいる地域では、親しみを込めて『弁天(べんてん)さん』と呼ばれています。

弁財天のお使いは、ヘビやナマズです。

弁財天の主なご利益

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弁財天のご利益としては、金運や商売繁盛の他に、

  • 海上安全
  • 交通安全
  • 豊漁
  • 商売繁盛
  • 知恵
  • 財福
  • 戦勝
  • 恋愛成就
  • 子孫繁栄
  • 子授け
  • 技芸上達
  • 弁舌
  • 長寿延命

などのご利益が有名です。

毘沙門天のご利益 勝運と金運財運

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毘沙門天も、大黒天や弁財天と同じように、元々はインドのヒンドゥー教の神様で、財宝を司る神様です。

インドでは、『クベーラ』または『ヴァイシュラヴァナ』という名前でした。

『ヴァイシュラヴァナ』には、『全ての事を一切聞き漏らさない者』という意味が込められています。

よく聞く者という意味から、別名を『多聞天(たもんてん)』と言います。

毘沙門天は帝釈天に仕え、須弥山(しゅみせん)の北方を護る四天王の一尊です。

毘沙門天は、四天王の中でも最強の神様で、戦国時代最強の武将とも言われる上杉謙信が信仰したことでも有名です。

日本での毘沙門天の庶民信仰の発祥は、京都の鞍馬寺と言われています。

鞍馬寺というと、源義経が天狗に剣術を習ったお寺として有名です。

毘沙門天も七福神の一尊です。

勝負事や金運を授ける福の神として、大人気の神様です。

毘沙門天の主なご利益

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毘沙門天のご利益としては、金運や商売繁盛の他に、

  • 戦勝祈願
  • 鎮護国家
  • 財宝福徳
  • 武道成就
  • 降魔厄除
  • 家内安全
  • 夫婦和合
  • 社運隆昌
  • 厄除開運
  • 勉学成就
  • 方位除災
  • 心願成就
  • 交通安全
  • 商売繁盛
  • 必勝祈願
  • 霊祟除災

などのご利益が有名です。

三面大黒天のご真言

三面大黒天は、先ほども言いましたが、

  • 大黒天
  • 毘沙門天
  • 弁財天

という三尊の天部の神様が合体された神様です。

ですから、三面大黒天のご真言は、大黒天、弁財天、毘沙門天のご真言を唱えます。

大黒天のご真言

  • オン・マカキャラヤ・ソワカ

毘沙門天のご真言

  • オン・ベイ・シラマンダヤ・ソワカ

弁財天のご真言

  • オン・ソラソバテイエイ・ソワカ

三尊それぞれのご真言を唱えます。

三面大黒天専用のご真言を唱えるわけではありません。

唱える回数は、3回、7回、21回、108回が良いとされています。

無理のない回数でご真言を唱えてくださいね。

また、ここでは、大黒天⇒毘沙門天⇒弁財天の順に書きましたが…。

三面大黒天像によっては、向かって右に毘沙門天が来たり、弁財天が来たりします。

大黒天が中心なので、大黒天のご真言を最初に唱えるのは当然として…。

その次に唱えるご真言は、向かって右側の神様のご真言を唱えてくださいね。

三面大黒天をお祀りするお寺で開運

三面大黒天の縁日は、干支の甲子(きのえね)の日です。

大黒天のお使いが、ネズミ(干支の子)なので、甲子が縁日とされています。

甲子の日は、60日に1回巡ってきます。

三面大黒天をお祀りするお寺は、たくさんあります。

このページでは、関東と関西のお寺を紹介します。

関東の三面大黒天をお祀りする寺院で開運

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関東の三面大黒天をお祀りする寺院として、

  • 英信寺
  • 金剛院
  • 長谷寺
  • 大雄山最乗寺

を簡単に紹介します。

ぜひ、三面大黒天にお参りして、開運してくださいね。

英信寺 東京都台東区下谷

英信寺(えいしんじ)は、浄土宗の寺院です。

ご本尊は、阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)です。

英信寺には、下谷七福神(したやしちふくじん)の三面大黒天がお祀りされています。

この三面大黒天像は、空海(くうかい=弘法大師:こうぼうだいし)の作です。

私は、英信寺の三面大黒天像の写真を、待ち受けにしています。

〒110-0004

東京都台東区下谷2丁目5-14

金剛院 東京都豊島区長崎

金剛院(こんごういん)は、真言宗の寺院です。

金剛院のご本尊は、英信寺と同じで阿弥陀三尊(阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩)です。

金剛院の三面大黒天は秘仏で、正月の三が日だけご開帳されます。

ご開帳の時間は、午前9時から16時までです。

〒171-0051

東京都豊島区長崎9

長谷寺 神奈川県鎌倉市長谷

長谷寺の正式名称は、『海光山慈照院長谷寺』です。

長谷寺は、浄土宗系統の寺院です。

本尊は、十一面観世音菩薩像で、長谷観音と呼ばれています。

大黒堂で、鎌倉江ノ島七福神の1つに数えられる大黒天像がお祀りされています。

その大黒天像の右に、三面大黒天もお祀りされています。

〒248-0016

神奈川県鎌倉市長谷3丁目11-2

大雄山最乗寺 神奈川県南足柄市大雄町

大雄山最乗寺は、曹洞宗の寺院です。

ご本尊は 釈迦牟尼仏です。

三面大黒天は、本堂から結界門をくぐって奥にある三面殿にお祀りされています。

枝垂桜や紅葉も美しい寺院です。

〒250-0127

神奈川県南足柄市大雄町1157

関西の三面大黒天をお祀りする寺院で開運

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関西の三面大黒天をお祀りする寺院として、

  • 圓徳院
  • 東寺
  • 四天王寺
  • 比叡山延暦寺
  • 発音寺
  • 本行寺

を簡単に紹介します。

関西に来られた時は、ぜひお参りして開運してください。

圓徳院 京都市東山区高台寺

圓徳院は、臨済宗建仁寺派の高台寺の塔頭です。

小堀遠州によって整えられた北庭は、国の名勝に指定されています。

紅葉の名所で、長谷川等伯の筆による襖絵がたくさんあります。

豊臣秀吉の正室ねね(北政所・高台院)が晩年の19年間を過ごした場所に建てられました。

清水寺から徒歩15分、八坂神社・円山公園から徒歩5分なので、京都の東山散策にも便利な場所です。

〒605-0825

京都市東山区高台寺下河原町530

東寺 京都市南区九条町

東寺は、唯一残る平安京の遺構で、嵯峨天皇が、空海(くうかい=弘法大師:こうぼうだいし)に託された寺院です。

1994年に世界遺産に登録されました。

真言密教の根本道場で、ご本尊は薬師如来です。

東寺には、都七福神の毘沙門天を祀る毘沙門堂があります。

その少し先(西側)に、大黒堂があり、ここに三面大黒天がお祀りされています。

そこからさらに北西方向に行って北大門を出ると、細長い池があります。

この池の横に、弁天堂があります。

こちらには、弁財天がお祀りされています。

東寺に行けば、三面大黒天、毘沙門天、弁財天にお参りすることができます。

もちろん、大日如来や薬師如来にもお参りしてくださいね。

〒601-8473

京都市南区九条町1

四天王寺 大阪市天王寺区

四天王寺は、聖徳太子が物部守屋との合戦で、勝利を祈願して彫った四天王像を安置した寺院です。

創建は593年なので、1,400年以上の歴史がある寺院です。

ご本尊は救世観音(ぐぜかんのん)です。

金堂や五重塔がある中心伽藍を越えた北側に大黒堂があり、ここに三面大黒天がお祀りされています。

〒543-0051

大阪市天王寺区四天王寺1-11-18

比叡山延暦寺大黒堂 滋賀県大津市坂本

比叡山延暦寺は、日本での三面大黒天発祥の地とでもいうべき聖地です。

いわば、本物の三面大黒天をお祀りしているのが、比叡山延暦寺大黒堂です。

けっ、決して、他の三面大黒天が偽物だと言っているのではありません。

でも、比叡山延暦寺大黒堂は、最澄(さいちょう=伝教大師:でんぎょうだいし)が、三面大黒天を感得された場所に建っているのだそうです。

しかも、比叡山延暦寺大黒堂のご本尊は、最澄が自ら彫ったという三面大黒天です。

正式には、三面六臂大黒天(さんめんろっぴだいこくてん)と言います。

三面六臂とは、3つの顔と6本の腕を持っているという意味です。

6本の手には、衆生の福徳を叶え苦難を除くため、如意宝珠、智慧の利剣など、様々な道具を持っています。

〒520-0116

滋賀県大津市坂本本町4220

発音寺 兵庫県伊丹市春日丘

飛鳥山発音寺は、浄土宗の寺院です。

大日如来坐像、十一面観世音菩薩立像と、三面大黒天立像が安置されています。

発音寺の三面大黒天像は、正面の大黒天のお顔がすごい迫力です。

歯を見せて、ニヤリと笑っている顔の大黒天は、なかなか珍しいと思います。

像高も148㎝もあり、大黒天の像としては、非常に大きな像です。

〒664-0893

兵庫県伊丹市春日丘4丁目5

本行寺 大阪府高槻市大手町

本行寺は、高槻市にある日蓮宗の寺院です。

本行寺の三面大黒天像は、非常にカラフルです。

大黒天のお顔も、微笑んでおられるようで、とってもふくよかなお顔立ちです。

右手に打ち出の小槌、左手に白い袋を持っておられます。

見ているだけで、金運が授かりそうな三面大黒天像です。

〒569-0078

大阪府高槻市大手町2-43