京都のオジンが、神田明神(神田神社)にお詣りしてきました。
神田明神といえば、言わずと知れた東京のパワースポット。
恋愛成就、金運上昇、仕事運、勝ち運アップ。
縁結び、商売繁盛のご利益が篤い神社としても有名です。
神田明神の魅力と、境内のパワースポットを紹介します。
神田明神は東京の凄いパワースポット
神田明神(神田神社)は、東京のパワースポットで検索すると、必ず上位に紹介されている有名な神社です。
実際にお詣りしてみると随神門の手前から、清冽なパワーを感じました。
約1時間半ほどかけて、本殿はもちろん、摂社末社もゆっくりとお詣りさせていただきました。
お祀りされている神さまは、出雲系の神さまが多かったです。
神田明神のご祭神
神田明神の主祭神は、
- 一之宮 大己貴命(おおなむちのみこと)
- 二之宮 少彦名命 (すくなひこなのみこと)
- 三之宮 平将門命 (たいらのまさかどのみこと)
という、3柱の神さまがお祀りされています。
大己貴命
大己貴命(おおなむちのみこと)は、出雲大社の主祭神の大国主命(おおくにぬしのみこと)と同一神です。
古代の日本を、豊穣で住みやすい国に造り上げられた神さまです。
神さまの中心に居られる神さまです。
10月には全国の神さまが、大国主命と協議のために出雲に行かれます。
ですから、大己貴命は、日本全国の神さまに対する影響力も半端なく強い神さまです。
出雲大社といえば、縁結びの神さまとして有名です。
良縁・恋愛成就のご利益求めて、若い女性が大勢お詣りされています。
また、美しい女神からものすごくモテた神さまです。
そのため、御子神もたくさんで、古事記では180柱、日本書紀では181柱も居られたとなっています。
神田明神にお詣りすると、良縁祈願や縁結び、恋愛成就のご利益が期待できますね。
また、大国のダイコクと大黒天のダイコクが同じことから、同一神としてお祀りされています。
大己貴命の主なご利益
- 縁結び
- 良縁祈願
- 恋愛成就
- 商売繁盛
- 仕事運
- 金運上昇
- 健康運
- 医薬
- 夫婦和合
- 子宝・子授け
- 五穀豊穣
- 国土開発
他にも、もっともっとあります。
大己貴命のご利益は、どの神さまよりも幅が広いです。
というのも、大己貴命は、目に見えないあらゆるものの縁を司る神さまです。
男女の縁、お金との縁、仕事との縁、家族との縁、会社との縁、健康との縁…
大己貴命は、ありとあらゆるものと良縁を結んでくださる、日本一の神さまです。
少彦名命
少彦名命 (すくなひこなのみこと)は、大己貴命の国造りを助けた神さまです。
少彦名命 は、えびす様と同一神として祀られます。
えびす様といえば、ご利益は商売繁盛と金運上昇が有名です。
小さな小さな神さまですが、そのご神力は非常にパワフルで、気性も激しい神さまです。
古事記では神皇産霊神(かみむすひのかみ)、日本書紀では高皇産霊神(たかみむすひのかみ)の御子神となっています。
神田明神のホームページでは、日本書紀と同じ高皇産霊神の御子神と書かれています。
常世の国(とこよのくに)から来られた神さまで、医薬や禁厭(まじない)、酒造に詳しい神さまでした。
穀物神としても崇敬されています。
播磨国風土記には、大国主命と少彦名命が我慢比べをしたという話があります。
大国主命は、ウンチを我慢。
少彦名命は、粘土の土を運ぶというものです。
大国主命が負けてウンチをした上に、少彦名命が土をかけたという結果でした。
神話には、神様が人間らしくて微笑ましい話がたくさんあります。
少彦名命の主なご利益
- 商売繁盛
- 医薬
- 病気平癒
- 酒造守護
- 温泉守護
- 五穀豊穣
- 豊漁
- 航海安全
- 開運招福
伊予国風土記には、少彦名命が病気になった時、大国主命が愛媛県に温泉を作って、少彦名命の病気を治したという話があります。
これが、日本最古の温泉と言われる道後温泉です。
平将門命 (たいらのまさかどのみこと)
平将門(たいらのまさかど)は、さかのぼると皇族の血統です。
平安京に遷都した桓武天皇のひ孫が、平将門のおじいさんです。
平将門というと、『平将門の乱』が有名です。
関東で、当時の朝廷に反旗を翻したとして打ち取られてしまいます。
平将門の首は、京都で晒し首にされてしまいます。
平将門の首をさらした場所が、京都神田明神と言われています。
ある日、平将門の首は胴体と繋がるために、京都から、現在の東京都の千代田区まで空を飛んで帰ってきたという伝説があります。
平将門は日本三大怨霊として、人々を震え上がらせました。
徳川家康は、このような平将門の強いパワーにあやかろうと、関ヶ原の戦いの前に必勝祈願したと言われています。
平将門命の主なご利益
- 勝ち運
- 必勝祈願
- 厄除け
平将門は、武士の先駆けとして、鎌倉幕府などの武家政権の誕生を後押ししました。
朝廷や貴族に取って代われる可能性を、武士たちに知らしめたのです。
神田明神のご利益
神田明神のご利益は、
- 縁結び
- 恋愛成就
- 商売繁盛
- 仕事運
- 金運
- 勝ち運
- 必勝祈願
- 健康運
などが有名です。
神田明神のご利益を紹介します。
恋愛成就と縁結びのご利益
神田明神の恋愛成就と縁結びは、大己貴命(おおなむちのみこと)のご利益です。
大己貴命は、本殿にお祀りされています。
恋愛成就や縁結びのご利益が授かりたいなら、本殿でしっかりとお願いしてください。
ちなみに、神社によっては、良縁祈願と縁結びは別物とされている場合があります。
まだ相手がいない場合は、良縁祈願。
縁結びは、今の相手とより一層強い縁になることの祈願。
このように、使い分けされている神社もあります。
しかし、縁結びも良縁祈願も同じ意味で使っている神社も多いです。
商売繁盛と仕事運のご利益
商売繁盛と仕事運・金運上昇は、大己貴命と少彦名命 (すくなひこなのみこと)のご利益です。
大己貴命と少彦名命は、本殿にお祀りされています。
また、随神門をくぐって左手にある大黒天尊像、えびす神尊像も、商売繁盛や金運のお願いをしてくださいね。
健康運・無病息災と病気平癒のご利益
健康運・無病息災と病気平癒も、大己貴命と少彦名命のご利益です。
本殿で、しっかりとお詣りしてください。
勝ち運・必勝祈願と厄除け開運のご利益
勝ち運・必勝祈願と厄除け開運は、平将門命 (たいらのまさかどのみこと)のご利益です。
三之宮にお祀りされているので、本殿でお願いしてください。
神田明神に、関ケ原の合戦の必勝祈願をした徳川家康。
関ヶ原の合戦に勝利したのは、神田祭の9月15日でした。
そのあと、天下統一を果たし、260年にも及ぶ江戸幕府を開きました。
火難除け・火伏のご利益
『火事と喧嘩は江戸の華』と言われるほど、江戸ではよく火災が起こりました。
江戸時代だけでも、50回近くの大火が発生しました。
神田明神は、第二次世界大戦の東京大空襲でも焼けなかったことから、火難除けのご利益があると評判になりました。
多くの方が、火伏祈願にお詣りされています。
復縁・復活のご利益があるご神木大公孫樹
大好きな人と別れてしまった。
どうしてもその人と復縁したい。
恋愛の悩みの中でも、復縁を願う人は非常に多いです。
もし、あなたが、復縁を願うなら、神田明神はおすすめのパワースポットです。
その理由は2つあります。
一つは、主祭神の大己貴命は、あらゆる縁を結んでくださる神さまです。
悪い因縁を切って、よい縁を結んでくださいます。
大好きなあの人との縁を、修復していただけるかもしれません。
もう一つの理由は、ご神木の大公孫樹(おおいちょう)です。
東京全土に甚大な被害をもたらした関東大震災。
神田明神も例外ではなく、大きな被害を被りました。
神殿や施設が、ことごとく灰燼に帰しました。
その中で、唯一がんばって残ってくれたのが、このご神木の大公孫樹です。
大公孫樹のひこばえ(根元から出る若芽)が、大きく成長してくれました。
その後、第二次世界大戦での東京大空襲。
その時に残ったのは、耐火構造の本殿とこの大公孫樹です。
親木は枯れてしまいましたが、ひこばえが、代わりに大きくなり復活しました。
このことから、神田明神の大公孫樹には、復縁のご利益があると言われています。
また、会社や商売がピンチになった時、運勢が落ち込んだ時など、どん底からの復活にもご利益があります。
大公孫樹は、ご神木なので、手を触れてはいけません。
でも、大公孫樹の下で、掌を上に向けて、復縁や復活の再起のパワーを頂いてください。
あなたの復縁や復活の願いが叶えられますように。
神田明神のパワースポット
神田明神は、境内全体がパワースポットです。
その中でも、特にオススメしたいパワースポットを紹介します。
でも、一番のパワースポットは本殿です。
まず最初に、本殿にお詣りしてから境内を巡ってくださいね。
だいこく様尊像
隨神門をくぐって、本殿に向かう左手に、石造りのだいこく様尊像があります。
石造りでは、日本で最も大きな大黒様の像です。
この大黒様の像の前は、気持ちの良い気が流れています。
大黒さまは、金運、商売繁盛、子孫繁栄、出世開運、縁結びなどのご利益があります。
えびす様尊像
神田明神のホールの一番道路寄りに、えびす様尊像があります。
神田明神のえびす様は、ふくよかなお顔立ちをされています。
チョッと残念なのですが、ホールの陰になっているので、その分パワーは分散されているように思います。
えびす様のご利益は、商売繁盛、豊漁、五穀豊穣、航海安全などが有名です。
獅子山
獅子山は、本殿に向かって右側にあります。
ゴツゴツした岩が積み上げられて、上から夫婦の獅子が見下ろしています。
下には、子供の獅子がいます。
岩の間から、小さな滝が流れていて、清浄な空気が感じられます。
もともとあった獅子山は、関東大震災で倒壊しました。
現在の獅子山は、平成2年に再建されたものです。
ご神木の大公孫樹とさざれ石
復縁と復活のご利益のところでも紹介しましたが、大公孫樹(おおいちょう)の前は、穏やかな気が流れています。
大公孫樹の横には、さざれ石があります。
さざれ石と言えば、君が代の歌詞の
『君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて 苔のむすまで』
に出てきます。
さざれ石は、神田明神だけでなく全国にあります。
しかし、京都の下鴨神社の解説によると、さざれ石は、小さな石が集まって岩になる途中のもので、神霊が宿ると書かれています。
末廣稲荷神社
神田明神には、いくつもの摂社末社があります。
その中で、末廣稲荷神社にお詣りした時に、気持ちの良い気を感じました。
お稲荷さんと言えば、商売繁盛の神さまです。
金運アップ、仕事運アップ、商売繁盛、社運隆盛などのご利益を授かってくださいね。
おすすめの見どころ
神田明神には、見どころがいっぱいあります。
神社は、観光で行くところではないというのが、私の持論です。
ですが、せっかく神田明神に行かれるのですから、見どころを楽しんでいただきたいと思います。
それによって、心も気持ちも浄化されて、神さまのパワーを十分授かれると思います。
隨神門
神田明神の隨神門は、朱色が映えてとても美しい門です。
隨神門とは、左右の随神が、神域に邪悪なものが入らないように守っている門です。
お寺で言うと、仁王様が立っている仁王門にあたります。
朱雀・白虎・青龍・玄武の四神や、ご祭神の大己貴命に所縁のある因幡の白ウサギの彫刻が施されています。
狛犬
神田明神の狛犬は、通常と違って隨神門の方を向いています。
非常にリアルで、筋肉ムキムキの狛犬さんです。
しゃがんで折り曲げた後ろ足も、突っ張った前足も、筋肉モリモリです。
今にも飛び出していきそうな狛犬を、じっくり眺めてみてはいかがでしょうか。
ついでに、鼻の穴もすごく大きいです。
千社札の碑
本殿の後ろ側に、千社札の碑があります。
200枚以上の千社札が彫られている石碑です。
力石
力石は、本殿に向けって左側の江戸神社の近くにあります。
昔、若者たちが力比べに使っていた石です。
こんなに大きな石を持ち上げたなんて、非力な私には信じられません。
銭形平次の碑
本殿に向かって右側、本殿の真横辺りに、銭形平次の石碑があります。
銭形平次は、小説上の主人公で実在していません。
銭形平次捕物控の中で、銭形平次は、神田明神下台所町の長屋に住んでいました。
こんなことから、碑がたてられました。
平次親分の碑の右側には、子分のがらっ八の碑もあります。
明神男坂
大公孫樹の横に、男坂があります。
わりと急な坂で、石段になっています。
御茶ノ水駅から歩いて行った私は、こんなに高低差があるとは思いませんでした。
男坂を見ていると、ひゅう~~っと風が吹き抜けて行きました。
神田明神の摂社末社
神田明神には、いくつもの摂社末社があります。
お祀りされている神さまもいろいろなので、違ったご利益が授かれるかもしれません。
摂社末社の神さまとご利益・ご神徳を紹介しますので、ぜひお詣りしてくださいね。
水神社(魚河岸水神社)
- ご祭神:弥都波能売命(みつはのめのみこと)
弥都波能売命は、水を司る神さまです。
魚河岸水神社は、徳川家の武運長久と大量安全の祈願のためお祀りされました。
市場の守護神として、築地市場に魚河岸水神社の遥拝所があります。
みつはのめ命の主なご利益
- 五穀豊穣
- 祈雨
- 止雨
- 子授け
- 水難除け
大伝馬町八雲神社・小舟町八雲神社
- ご祭神:建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
建速須佐之男命は、大己貴命(おおなむちのみこと)の先祖神です。
一説では、父神とも言われています。
日本の最高神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟神でもあります。
建速須佐之男命は、ヤマタノオロチを退治した、日本神話史上最強の神さまです。
でも、妃神の櫛名田比売命(くしなだひめのみこと)をとても愛した愛妻家の神さまです。
また、もうお一方の妃神である神大市比売(かむおおいちひめ)の間には、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)がお生まれになっています。
宇迦之御魂神は、かの有名な伏見稲荷大社の主祭神、いわゆるお稲荷さんです。
また、京都の祇園祭で有名な八坂神社の主祭神、牛頭天王(ごずてんのう)と同一神です。
スサノオ命の主なご利益
- 水難除け
- 火難除け
- 縁結び
- 厄除け
- 疫病除け
- 子孫繁栄
- 家内安全
- 夫婦和合
- 商売繁盛
- 学問上達
- 五穀豊穣
- 病気平癒
江戸神社
- ご祭神:建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
ご祭神は、大伝馬町八雲神社・小舟町八雲神社と同じ建速須佐之男命です。
江戸神社の前に行くと、引き寄せられるようなパワーを感じました。
江戸神社は、702年に現在の皇居の中に創建された、非常に歴史のある神社です。
江戸最古の地主の神さまです。
鎌倉時代以降も、多くの武将に崇敬されました。
浦安稲荷神社
- ご祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
浦安稲荷神社は、もともと江戸川の河口付近にお祀りされていました。
江戸時代になって、神田明神の境内に遷座されました。
ウカノミタマ神は、伏見稲荷大社の主祭神です。
お稲荷さんといえば、えびす様と並ぶ商売繁盛の神様です。
古事記によると、ウカノミタマ神は、スサノオ命の御子神となっています。
ちょっと残念ですが、浦安稲荷神社は、気が乱れているような印象を受けました。
ウカノミタマ神の主なご利益
- 商売繁盛
- 産業興隆
- 芸能上達
- 家内安全
- 五穀豊穣
- 金運上昇
- 病気平癒
ウカノミタマ神は、もともとは穀物の神さまです。
穀物神から、富や財産、商業にもご利益がある神さまとして崇敬されるようになりました。
三宿稲荷神社・金刀比羅神社
三宿稲荷神社と金刀比羅神社は、合祀されています。
三宿稲荷神社のご祭神
- 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
お稲荷さんです。
金刀比羅神社のご祭神
- 大物主命(おおものぬしのみこと)
- 金山彦命(かなやまひこのみこと)
- 天御中主命(あめのみなかぬしのみこと)
商人、飲食業、遊芸の人から篤く信仰されています。
末廣稲荷神社
- ご祭神:宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
昔から、庶民に親しまれ、出世稲荷として尊崇されています。
合祀殿
合祀殿には、
- 籠祖神社
- 八幡神社
- 富士神社
- 天神社
- 大鳥神社
- 天祖神社
- 諏訪神社
の7社が合祀されています。
この7社は、関東大震災や第二次世界多選で焼失し、神田明神の本殿を仮御座そしてお祀りされていました。
平成24年に、合祀殿にご遷座されました。
籠祖神社
ご祭神:猿田彦神(さるたひこのかみ)、塩土老翁神(しおつちおじのかみ)
ご利益:導きの神、海上安全、交通安全、縁結び、延命長寿、家内安全
八幡神社
ご祭神:応神天皇(おうじんてんのう)
ご利益:必勝祈願、心願成就、家運隆昌、子孫繁栄、
富士神社
ご祭神:木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
ご利益:安産、子育て、火難消除、豊漁、航海安全
天神社
ご祭神:菅原道真命(すがわらのみちざねのみこと)、柿本人麻呂命(かきのもとひとまろのみこと)
ご利益:詩歌、文筆向上、学問成就、受験合格、病気平癒
大鳥神社
ご祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと)
ご利益:開運招福、国土安穏、五穀豊穣、商売繁盛
天祖神社
ご祭神:天照大御神(あまてらすおおみかみ)
ご利益:太陽神、国家安泰、子孫繁栄、勝ち運
諏訪神社
ご祭神:建御名方命(たけみなかたのみこと)
ご利益:五穀豊穣、交通安全、開運長寿、商売繁盛、必勝祈願
神田明神の手水舎
神田明神の手水舎は、隨神門の手前左側にあります。
龍の口から水が出ています。
神田明神のお守りとご利益の効果
神田明神には、お守りの種類が豊富です。
中には、アニメとコラボしたお守りもあります。
種類が多いので全てはできませんが、主なものを紹介します。
えんむすびお守り
初穂料:1,000円
ご利益:男女、お金、仕事など全てのものとの縁結び
安産お守り
初穂料:1,000円
ご利益:安産祈願(桐箱入り)
病気平癒お守り
初穂料:1,000円
ご利益:病気平癒(桐箱入り)
IT情報安全守護
初穂料:1,000円
ご利益:パソコン全体の情報守護、個人情報漏洩防護
ペット守護
初穂料:1,000円
ご利益:ペット守護
ペットの身に着けます。
仕事のお守り
初穂料:1,000円
大国様縁結び御守、IT情報安全守護、名刺入れの3点セットで名刺入れケース付き
お願い兎守護
初穂料:800円
ご利益:諸願成就
短冊に叶えたい願いを書いて、お守りの袋に入れて携帯します。
日の丸スポーツ守護お守り
初穂料:800円
ご利益:スポーツに関すること、健康増進
大開運守護
初穂料:800円
ご利益:金運・財運上昇、健康長寿、富貴繁栄
将門厄除守護守護
初穂料:800円
ご利益:厄除除災、開運招福
夢叶うお守り
初穂料:800円
ご利益:諸願成就
ランドセル守護
初穂料:800円
ご利益:お子さまの交通安全、学業成就
恋愛成就兎守護
初穂料:800円
ご利益:恋愛成就
ハガキにお願い事を書いて、神田明神の送るとご祈祷していただけます。
金運守
初穂料:800円
ご利益:金運上昇
美守
初穂料:800円
ご利益:美に関すること
勝守(かちまもり)
初穂料:500円
ご利益:必勝祈願、勝負事、商談成立、学業成就、試験合格
ラブライブお守り
初穂料:800円
ご利益:身体健康
神田明神とラブライブとがコラボしたお守り。
こち亀お守り
【授与終了しました。】
初穂料:800円
ご利益:よくわかりません。ごめんんさい。
こち亀40周年記念でコラボしたお守り。
この他にも、
- えとたま【授与終了】
- 千と千尋の神隠し【授与終了】
- とっとこハム太郎のお守り
- リラックマのお守り
- ソードアート・オンラインのお守り
などとコラボしたお守りがあります。
大国主命と因幡の白ウサギ
因幡の白ウサギは、大己貴命(おおなむちのみこと=大国主命)が、白ウサギを助けられた神話です。
ある日、ダイコク様は、サメに皮をはがれて泣いている白ウサギを見つけました。
可哀そうに思ったダイコク様は、真水で体を洗い、蒲の穂にくるまれば元に戻ると教えられました。
ダイコク様の言うとおりにした白ウサギは、すっかり元に戻りました。
このように、大己貴命は、医療の知識も兼ね備えた神さまです。
因幡の白ウサギの神話は、出雲大社のホームページにも書かれています。
神田明神の御朱印
神田明神で御朱印をいただきました。
と言っても、今回は書置きです。
出張で、東京に行ったとき、神田明神にお詣りさせていただきました。
その為、御朱印帳をすっかり忘れてしまい…。
でも、神田明神の御朱印は、日付以外はすべてスタンプのようです。
それでも、見開きでいただけるので、とってもきれいです。
巫女さんがすごくカワイイ
罰当たりなことを書きます。
神田明神文化交流館に、御朱印の書置きを授かりに行きました。
神田明神文化交流館の中で、たくさんのお守りやお札も授与されています。
その反対側には、お土産屋さんがたくさんあって、賑やかできれいな建物でした。
それで、写真を撮りたいと思い、御朱印の受付に居られた巫女さんに、
『写真撮ってもいいですか?』
と尋ねました。
すると、巫女さんは、
『はい、お札とお守りが映らなければ構いませんよ。』
と言って、ニコッと微笑んでくれました。
その笑顔が、とってもカワイイ。
年甲斐もなく、オジンのくせにキュンとしました。
笑顔がステキな巫女さんに会える神田明神は、最高ですね。
神田祭は日本三大祭り
神田明神の神田祭は、日本三大祭りの一つに数えられています。
日本三大祭りとは、
- 神田祭
- 京都の祇園祭
- 大阪の天神祭り
を言います。
また、神田祭は、日枝神社の山王祭、浅草神社の三社祭とともに、江戸三大祭りとされています。
神田明神の歴史は古い
神田明神の創建は古く、約1300年もの歴史ある神社です。
730年に、大己貴命の子孫・真神田臣(まかんだおみ)によって創建されました。
神田明神は出雲系の神さまが多いのも、納得ですね。
戦国時代には、太田道灌や北条氏綱などの武将から崇敬を集めました。
また、1600年の関ヶ原の合戦の時、徳川家康が戦勝祈願を行いました。
そのご利益か、圧倒的に不利な陣形にもかかわらず、神田祭の当日に戦に勝ちました。
このような経緯もあって、徳川幕府はじめ江戸の人々に広く尊崇されました。
江戸総鎮守で、神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内、旧神田市場、築地魚市場など、108町会の総氏神様として親しまれています。
金運・仕事運上昇、商売繁盛、縁結び、恋愛運上昇の祈願に欠かせない神社です。
神田明神の初詣はすごい参拝者
私は、お詣りしたことはないのですが…。
神田明神は、30万人もの人が、初詣に来られるそうです。
境内は、人で埋め尽くされます。
お詣りの列が、境内の外にまで続くそうです。
開門は、午前0時です。
正月元日は、午前0時から午後6時まで、ご昇殿参拝(ご祈祷)が受付されています。
神田明神は、商売繁盛、社運隆昌祈願に、多くの会社経営者が初詣に来られます。
神田明神と成田山新勝寺
神田明神も成田山新勝寺も、関東のみならず日本全国に名が知れた神社仏閣です。
でも、神田明神と成田山新勝寺は、浅からぬ因縁があります。
神田明神にお詣りする人は、成田山新勝寺にお参りしてはいけない。
逆に、成田山新勝寺にお参りする人は、神田明神にお詣りしてはいけない。
このように、敵対関係ともいえるほどの因縁があります。
というのは、平将門が乱を起こした時、朝廷は俵藤太(後の藤原秀郷)に討伐を命じました。
しかし、平将門は、手ごわい相手で猛将です。
なかなか制圧ができませんでした。
そこで、朝廷は、京都の僧寛明に朝敵調伏を命じました。
僧寛明は、空海が作ったと言われる京都高尾山の不動明王像と宝剣を持って、成田へ行きました。
そして、21日間の護摩祈祷の甲斐あってか、急に戦場の風向きが変わり、将門の目に流れ矢が当たり討ち死にしてしまいました。
僧寛明は、京都に帰ろうとしたのですが、不動明王像が動かなくなりました。
不動明王像は、この地に長くとどまって、朝敵降伏の為に働くと言われました。
その地が、成田山新勝寺です。
なので、成田山新勝寺にお参りして神田明神にお詣りすると、将門の怨霊で災いが起こると言われています。
ウソかマコトか分かりませんが、1,000年以上にわたる宿敵同士の関係は、決して甘く見てはいけないかもしれません。
神田明神へのアクセス
私は、皇居の近くのホテルに泊まったので、JRで御茶ノ水駅まで行って、そこから徒歩で神田明神に行きました。
とっても寒かったのですが、雲一つない晴天で、黄金色のイチョウ並木がとってもキレイでした。
JR・メトロでもアクセス
JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線の御茶ノ水駅からだと、徒歩5分くらいです。
JR京浜東北線・山手線・総武線・東京メトロ日比谷線の秋葉原駅からでも、徒歩で約10分です。
バスでのアクセス
バスのことは、全く詳しくありません。
都営バス茶51系統が、バス停の神田明神前にとまるそうです。
神田明神前から、神田明神の鳥居までは、すぐそこです。
徒歩1分もかかりません。
もう見えています。
神田明神の駐車場
神田明神の駐車場は、境内の中にありますが、あまり台数は多く停められません。
駐車場の場所は、鳥居をくぐると、突き当りが随神門です。
その随神門の右側の脇門から境内に入ります。
境内を直進して、本殿の右側から裏へ回ると、参拝者駐車場があります。
駐車スペースには限りがあって、10台か20台くらいしか停められません。
また、境内は、人が多いので徐行運転でお願いしまね。
神田明神にお詣りして
神田明神にお詣りしたいと思いつつも、これまで縁がありませんでした。
以前にも、東京に出張があったので、友だちに神田明神に連れて行ってほしいと頼んでしました。
でも、出張の2週間前に、親戚に不幸があり、忌中で神社にお詣りできなくなりました。
それで、今回ようやくにして、念願の神田明神にお詣りすることができました。
さすがに、東京でも1.2を争うと言われるパワースポットです。
境内には、清浄な空気が満ちていました。
急激に冷え込んだ、快晴の朝だったこともあるかもしれませんが…。
寒かったせいか人もあまり多くなく、ゆっくりとお詣りすることができました。
神田神社周辺は、江戸の文化の中心みたいな雰囲気を醸しています。
京都にも神社はたくさんありますが、神田明神は、全く違う空気が漂っていました。
東京は、武士と町人の文化で、煌びやかで活気があっていいですね。
また、ぜひお参りしたいと思う神社でした。