サムハラ神社にお詣りに行きました。
猛暑の中、汗をブルブルかいてお詣りさせていただきました。
サムハラ神社にお詣りしました
サムハラ神社については、以前から、大阪の友達に、『すごいパワースポットやし、絶対お詣りしいや。』と言われていました。
ちょうど、夕方から大阪の難波で会議があったので、その前にサムハラ神社にお詣りさせていただきました。
ついで詣りはアカンと言われているのですが、近いとは言え、なかなか京都からホイと行ける距離ではありません。
せっかくなので、サムハラ神社だけでなく、坐摩神社と難波神社にもお詣りさせていただきました。
地下鉄御堂筋線の本町駅から坐摩神社へ徒歩約3分。
坐摩神社からサムハラ神社へ徒歩約10分。
サムハラ神社から難波神社へ徒歩約11分。
難波神社から本町駅へ徒歩約3分。
その日は、京都も大阪も38℃を超える猛暑日で、ゲー吐きそうなほど暑くて、シャツもズボンが汗でビトビトになりました。
でも、ご縁をいただいて、お詣りさせていただいて良かった。
坐摩神社もサムハラ神社も難波神社も、すごいパワーが感じられる大阪屈指のパワースポットでした。
サムハラ神社のご利益
サムハラ神社のご利益で有名なのは、無病息災、延命長寿です。
でも、サムハラ神社のご利益はそれだけではありません。
後で詳しく書きますが、なんと言ってもサムハラ神社の神さまは、宇宙の最高神です。
- 無病息災
- 延命長寿
- 厄除け
- 社運隆昌
- 商売繁盛
- 金運上昇
- 受験合格
- 就活成就
- 開運招福
- 縁結び
- 安産祈願
などのご利益があります。
私も、サムハラ神社にお詣りした時は、運勢が落ち込んでいて、仕事もなかなか上手く行かず、利益が上がりませんでした。
精神的にも身体的にも弱っている時期だったのです。
でも、炎天下の中、細い電線の影を頼りに歩いてお詣りしたことで、何人もの知人から有益な情報をもらうことができました。
お蔭で、気力も持ち直し、今必死になって仕事に取り組むことができています。
また、『サムハラ』という言葉は、日本古来の神字です。
この言葉自体に、勝負運をアップし、災難を除ける大きなパワーがあると言われています。
戦国武将の加藤清正は、文禄・慶長の役の時、刀にサムハラという文字を刻んだと言われています。
また、戦時中には、千人針にサムハラという文字を入れたそうです。
辛い時、苦しい時、逆境にいる時、『サムハラ、サムハラ』と唱えるとパワーが授かれるそうです。
サムハラ神社のご祭神
サムハラ神社のご祭神は、
- 天御中主大神
- 高皇産霊大神
- 神皇産霊大神
という三柱のスゴイ神さまです。
どうスゴイのかというと、古事記では、この三柱の神さまは、天と地が別れたときに最初に現れた神さまです。
この三柱の神さまを、造化三神(ぞうかさんしん)と言います。
八百万の神と言われるほど多くの神さまが居られる中で、神さまの頂点に君臨される神さまなのです。
では、サムハラ神社にお祀りされている造化三神を、一柱ずつ紹介させていただきます。
神さまのことを知ってお詣りすると、パワースポットの良い気をより強く授かることができます。
やはり、心構えや心の準備によって、感じる気も違いますよね。
せっかくサムハラ神社にお詣りするのですから、できる限り良い気をイッパイ授かってくださいね。
天御中主大神
天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)は、古事記によると、天地開闢(てんちかいびゃく)の時、最初にお生まれになった神さまです。
天地開闢とは、混とんとした世界から、天と地が分かれてできたときのことです。
古事記にも、天御中主大神のことはあまり多くは語られていません。
お生まれになった後、すぐにお姿を隠されたということと、性別のない独り神(ひとり神)だったということ以外は、書かれていません。
古事記以外では、伊勢国風土記(いせのくにふどき)、古語拾遺(こごしゅうい)に、天御中主大神の記載があります。
また、天御中主大神という名前を見ても、天(宇宙)の中心に居られ、天空を司られる至高神だということはよく分かります。
北極星信仰、北斗七星信仰から、神仏習合で仏教の星を司る妙見菩薩(みょうけんぼさつ)と同一神ともされました。
伊勢神道では、伊勢神宮の外宮のご祭神、豊受大御神(とようけのおおみかみ)と同一神であるとされ、内宮よりも外宮の優位性が説かれました。
大国主大神で有名な出雲大社では、御客座五神として本殿にお祀りされています。
天地創造の根源神で、宇宙を統括する最高神として、崇敬されています。
天御中主大神のご利益
- 安産
- 長寿健康
- 開運招福
- 諸願成就
- 厄除け
- 病気平癒
- 出世開運
- 学問向上
高皇産霊大神
高皇産霊大神(たかみむすひのおおかみ)は、天御中主大神の次にお生まれになった神さまです。
タカミムスヒ大神も、天御中主大神と同様に、性別のない独り神(ひとり神)です。
タカミムスヒ大神の『たか』と『み』は、美称。
『むす』は、生産、生成など生ずるという意味。
『ひ』は霊威の意味。
または、『産霊(むすひ)』で、生産や生成を意味するとも言われています。
このことから、タカミムスヒ大神は、創造神とされています。
タカミムスヒ大神は、
- 大国主命の国譲り
- 邇邇芸命(ににぎのみこと)の天下り
- 神武天皇の東征
などに、天照大御神以上の活躍ぶりを発揮されている神さまです。
高木神(たかぎのかみ)という名前でも、神話に登場されているので、もともとは大きな木の神さまなのかもしれません。
タカミムスヒ大神には、
- 思金神(おもいかねのかみ)
- 栲幡千千姫命(たくはたちぢひめのみこと)
- 天忍日命(あめのおしひのみこと)
- 三穂津姫(みほつひめ)
- 天太玉命(あめのふとだまのみこと)
- 天活玉命(あめのいくたまのみこと)
という六柱の御子神が居られます。
思金神は、高天原で一番の知恵の神さまです。
タクハタチヂヒメ命は、天照大御神の御子神である天忍穂耳命(あめのおしほほみのみこと)の妃神で、その御子神が、高天原から天下りされる邇邇芸命(ににぎのみこと)です。
天忍日命は、大伴氏の祖神で、ニニギ命の天下りに随伴されました。
三穂津姫は、大国主命の妃神です。
天太玉命は、天照大御神に岩屋戸から出てもらうために、占いやお祭りを行った神さまです。
伏見稲荷大社の白菊大明神や宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ=稲荷神社のご祭神)と同一神という説があります。
タカミムスヒ大神は、天照大御神の子孫、言い換えれば天皇陛下のご先祖様が、日本の国を統治されることに尽力された神さまです。
そのようなことから、天皇の魂を鎮め、天皇の健康や長寿を司り、天皇を守護される特に重要な神さまとして、宮中にお祀りされています。
高皇産霊大神のご利益
- 諸願成就
- 開運招福
- 厄除け
- 縁結び
神皇産霊大神
神皇産霊大神(かみむすひのおおかみ、かむむすびのおおかみ、かみむすびのおおかみ)は、天御中主大神、タカミムスヒ大神の次にお生まれになった神さまです。
カミムスヒ大神も、天御中主大神やタカミムスヒ大神と同様に、性別のない独り神(ひとり神)です。
しかし、古事記などの神話の中では、タカミムスヒ大神と対をなす神さまです。
タカミムスヒ大神が男性的なイメージがあるのに対して、神皇産霊大神には女性的な印象を抱きます。
タカミムスヒ大神と同じように、生産、育成、創造の神さまです。
タカミムスヒ大神が、天孫降臨など高天原との関係が深いのに対して、神皇産霊大神は、出雲系の神さまと所縁があります。
大国主命との関りなどが、古事記や出雲国風土記などに書かれています。
例えば、大国主命が、兄神たちに殺された時、大国主命の母神(サシクニワカ姫)が神皇産霊大神にお願いをして、生き返らせてもらいました。
大国主命が、大猪を捕まえると兄神に騙されて、真っ赤に焼かれた岩を受け止め、大ヤケドを負って死んでしまいました。
その時、大国主命の母神に頼まれた神皇産霊大神は、蚶貝姫(きさがいひめ)と蛤貝姫(うむぎひめ)を派遣してくれます。
キサガイヒメは赤貝、ウムギヒメは蛤(はまぐり)の神さまです。
キサガイヒメとウムギヒメは、『母(おも)の乳汁(ちしる)』を大国主命の体に塗って生き返らせました。
母の乳汁は、粉にした赤貝の殻を蛤の白い汁で溶いたもので、実際にヤケドの治療に効果があるそうです。
また、大国主命と共に国づくりに励んだ少彦名命(スクナヒコナノミコト)も、神皇産霊大神に御子神です。
神皇産霊大神の命令により、大国主命と少彦名命は、義兄弟の契りを結んで国を固め守っていきました。
大国主命の宮殿を造るとき、神皇産霊大神は神々を集めて指揮をふるいます。
そして、御子神の天御鳥命(あめのみとりのみこと)を派遣して、調度品の盾を作らせています。
このように見ると、神皇産霊大神は、大国主命がずいぶんお気に入りのようですね。
また、スサノオ命が殺したオオゲツヒメ命の遺体から生じた五穀の穢れをとって、栽培に適した種にしました。
神皇産霊大神は、宮中にお祀りされている八柱の神さまの中でも筆頭として、第一神殿にお祀りされている神さまです。
神皇産霊大神のご利益
- 五穀豊穣
- 縁結び
- 厄除け
- 開運招福
- 延命長寿
- 無病息災
サムハラ神社のパワースポット
サムハラ神社は、境内全体がパワースポットです。
サムハラ神社にお詣りした人は、当然本殿にお詣りされます。
もちろん、本殿の前はパワースポットです。
でも、忘れてはいけないパワースポットは、本殿に向かって左側にあるご神木の前。
しめ縄が張られたご神木に、手を当ててお詣りされている方も大勢おられます。
でも、私はおすすめしません。
ご神木は、神さまの依り代でもあります。
みだりに、人間が触れてはいけません。
また、木そのものを傷めることになります。
前に立って、手を上にあげて木のエネルギーを受け取るようにしましょう。
ご神木のパワーが、感じられるかもしれませんよ。
また、本殿の裏側からもお詣りしましょう。
神社の多くは、本殿の前と後ろから参拝できるようになっています。
これでご利益2倍いただけるかもしれませんよ。
サムハラ神社のご利益体験パネル
サムハラ神社のご祭神が、いかにすごい神さまであるかお分かりいただけたでしょうか。
サムハラ神社の周りには、サムハラ神社のご利益によって助けられたというパネルが、たくさん貼られています。
その中には、元総理大臣の宇野宗佑さん、鹿島建設㈱、女優の浜木綿子さん、塩昆布の小倉屋山本さんなど、著名な方がサムハラ神社のご加護のお礼を書かれています。
元総理大臣の宇野宗佑さん
鹿島建設㈱
女優の浜木綿子さん
塩昆布の小倉屋山本さん
サムハラ神社の指輪(御神環守)
- 初穂料:3,000円
サムハラ神社では、御守がいくつも授与されています。
その中でも、ご利益がすごいと絶大な人気を誇っているのが御神環守(指輪型お守)です。
全て手作りのため、いつ授与されるかはわかりません。
お詣りに行って、たまたまあれば授かればよいと思ったほうがいいでしょう。
御神環守(指輪型お守)は、一人一体しか授与されません。
サイズが合わないからと言って、ネックレスにすることもいけません。
必ず、指に着けてくださいね。
御朱印を授かりましょう
サムハラ神社へお詣りすれば、御朱印を授かることをおすすめします。
サムハラという文字に、絶大な効果があると言われています。
御朱印をいただくことで、サムハラ神社のお名前が書かれているので、そのパワーを授かれます。
サムハラ神社への行き方
- 地下鉄阿波座駅から徒歩7分
- 地下鉄本町駅から徒歩10分
サムハラ神社への行き方は、地下鉄が便利です。
私は、京都から京阪電車で淀屋橋まで行きました。
そして、地下鉄御堂筋線に乗って、本町で下車しました。
本町からすぐにある坐摩神社にお詣りして、そこから徒歩でサムハラ神社に行きました。
私の足で、徒歩約10分でした。
坐摩神社からサムハラ神社への行き方は、すごく簡単です。
坐摩神社を出て、南へ行きます。
2本目に道を右に曲がって、ひたすらまっすぐ歩いていきます。
大きな太い道を2本超えてまだまっすぐ歩いていきます。
すると、左前方の四つ辻の角に小さな公園があるので、その四つ辻を右に曲がると、サムハラ神社に辿り着きます。
- 所在地:大阪市西区立売堀2-5-26
- 電話番号:06-6538-2251