舟津神社に、お詣りすることができました。
静寂な感じで、すごくステキな神社でした。
舟津神社にお詣りしました
鯖江に行く用事があったので、舟津神社にお詣りさせていただきました。
JR鯖江駅の前の道を、南にまっすぐ約500m、徒歩4~5分で一の鳥居の前に着きます。
途中に、白山神社があります。
白山神社の前を通り過ぎて、まっすぐ行くと、舟津神社一の鳥居の前に着きます。
舟津神社は、北陸随一の古社で、とっても趣のある神社です。
舟津神社の本殿に向かって一の鳥居から続く並木は、とっても清浄な空気が流れています。
さすがにパワースポットだけあって、大きな木がたくさんあります。
パワースポットって、必ずと言ってよいほど、大木がありますよね。
やっぱり、木が大きくなるパワーが満ちているのでしょうね。
私がお詣りした時には、20~30人の中学生が、先生と一緒に一生懸命研究していました。
舟津神社は、静寂な空気に包まれた落ち着いた神社です。
たくさんのご利益が授かれる神社で、またお詣りしたいなと思うステキな神社でした。
舟津神社のご利益
舟津神社のご利益は、多岐にわたります。
例えば、
- 勝運
- 武運長久
- 金運
- 商売繁盛
- 仕事運
- 交通安全
- 縁結び
- 恋愛運
- 結婚運
- 病気平癒
- 健康長寿
- 厄除開運
- 方位除け
- 子授け
- 夫婦和合
などなど、たくさんありすぎて書ききれません。
この他にも、たくさんのご利益が授かれるすごい神社です。
舟津神社のご利益について、もう少し詳しく書いてみます。
舟津神社の勝運・武運長久の神さま
舟津神社で勝運・武運長久のご利益が高い神さまは、
- 大彦命(おおひこのみこと)
- 素佐嗚命(すさのおのみこと)
- 応神天皇(おうじんてんのう)
- 大己貴神(おおなむちのかみ)
が、お祀りされています。
何れも戦の神さまです。
強力な勝負運を授かって、アップで競争社会を勝ち抜いてください。
舟津神社の金運・商売繁盛の神さま
舟津神社で金運・商売繁盛のご利益が高い神さまは、
- 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
- 罔象女神(みつはのめのかみ)
- 大杉大明神(おおすぎだいみょうじん)
- 宇賀御魂命(うかのみたまのみこと)
- 大物主神(おおものぬしのかみ)
- 大己貴神(おおなむちのかみ)
- 少彦名神(すくなひこなのかみ)
が、お祀りされています。
金運を授かって、お金持ちになりたいな。
舟津神社の縁結び・恋愛運の神さま
舟津神社で縁結び・恋愛運のご利益が高い神さまは、
- 大杉大明神(おおすぎだいみょうじん)
- 大物主神(おおものぬしのかみ)
- 大己貴神(おおなむちのかみ)
が、お祀りされています。
縁結びと恋愛運アップのご利益を授かって、ステキな恋愛をしてくださいね。
舟津神社の交通安全の神さま
舟津神社で交通安全のご利益が高い神さまは、
- 猿田彦命(さるたひこのみこと)
- 応神天皇(おうじんてんのう)
- 大物主神(おおものぬしのかみ)
- 大己貴神(おおなむちのかみ)
- 少彦名神(すくなひこなのかみ)
が、お祀りされています。
あなただけでなく、ご家族も交通事故に遭わないように、交通安全を祈願してくださいね。
舟津神社のご祭神とご由緒
- 主祭神:大彦命
- 相殿神:猿田彦命、孝元天皇、素佐嗚命(大山御板神社)
主祭神の大彦命(おおひこのみこと)は、崇神天皇10年(紀元前88年)に、北陸に遣わされました。
その時、猿田彦命(さるたひこのみこと)から神示を受けられました。
その後、大彦命は、逢山(おうやま=王山)で再び猿田彦命に会われました。
それで、逢山の上に楯三枚をもって社形を成して猿田彦命をお祀りになり、国中安寧を祈られました。
これが、大山御板神社です。
成務天皇4年(134年)、市入命が勅を受けて、大彦命を舟津郷に奉斎されました。
これが、舟津神社の創始です。
王山の山上にある大山御板神社を上宮、舟津神社を下宮と言われるようになりました。
その後、下宮の2度の火災によって、上宮に合祀されました。
応永23年(1416年)、下の宮を再建して、上宮、下宮同殿の社となり、相殿に上宮が祀られました。
正中に大彦命、左座に猿田彦命、右座に孝元天皇がお祀りされました。
寛保2年(1742年)に、上宮と下宮の中間地の現在地に遷されました。
舟津神社の境内には、摂社末社がたくさんあります。
摂社末社には、
- 伊弉冉尊
- 熊野速玉命
- 応神天皇
- 罔象女神
- 大杉大明神
- 宇賀御魂命
- 大物主神
- 大己貴神
- 少彦名神
が、お祀りされています。
他にも、お塚があるのですが、私にはよく分かりませんでした。
舟津神社の摂社末社は、ご利益の高い神さまがお祀りされています。
本殿だけでなく、摂社末社もお詣りして、ご利益をたくさん授かってくださいね。
大彦命
大彦命(おおひこのみこと)は、第8代孝元天皇の第1皇子です。
第10代崇神天皇の時代(紀元前88年)、天皇に従わない地方の敵を帰順させるべく、北陸に派遣されました。
- 東海に派遣された武渟川別命(たけぬなかわわけのみこと)
- 西道に派遣された吉備津彦命(きびつひこのみこと)
- 丹波に派遣された丹波道主命(たんばみちぬしのみこと)
とともに四道将軍と言われています。
大彦命のご利益
大彦命は、遠征による活躍から、
- 勝運、
- 武運長久
- 交通安全
- 健康長寿
の神さまとして、崇敬されています。
猿田彦命
猿田彦命(さるたひこのみこと)は、全てのことを良い方向へ導いてくださる神さまです。
天照大御神の孫神である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が、高天原から天下りされる時のことです。
天八衢(あめのやちまた)といういくつもの分かれ道で、高天原から葦原中国までを照らす神さまが居られました。
ニニギ尊に従っていた天鈿女命(あめのうずめのみこと)が名前を聞くと『猿田彦』と名乗りました。
猿田彦命は、鼻が長く七咫(ななあた=約1.2m)もあり、身長は七尋(ななひろ=約12.6m)。
大きく真っ赤な丸い目で、天狗の親分のような姿です。
ニニギ尊は、猿田彦命のお蔭で、無事に葦原中国に降り立つことができました。
このことから、先導、道案内の神様として、広く崇敬されています。
天鈿女命と、結婚されました。
猿田彦命のご利益
- 道ひらき
- 交通安全
- 厄除開運
- 方位除け
- 夫婦和合
- 子授け
孝元天皇
孝元天皇(こうげんてんのう)は、第8代天皇です。
大彦命の父親です。
116歳まで生きられたそうです。
長寿ですね。
古代の天皇には、100歳超えの長寿がゴロゴロ居られます。
素佐嗚命
素佐嗚命(すさのおのみこと)は、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が黄泉の国から帰って禊をされた際、鼻を濯(すす)いだときに産まれた神さまです。
天照大御神、月読命(つくよみのみこと)の弟神です。
スサノオ命は、悪行の限りを尽くして高天原を追放され、出雲の地に降り立ちます。
そこで、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して、奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)を助けます。
日本神話の中でも最強の神さまですね。
退治した八岐大蛇の尻尾から出てきたのが、三種の神器の一つである天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ=草薙剣:くさなぎのつるぎ)です。
スサノオ命は、クシナダヒメ命と結婚します。
その時に、
『八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を(やくもたつ いずもやえがき つまごみに やえがきつくる そのやえがきを)』
という歌を詠まれました。
これが、日本で最初の和歌だと言われています。
祇園祭で有名な京都の八坂神社の主祭神の牛頭天王(ごずてんのう)と、同一神とされています。
京都の伏見稲荷大社や全国の稲荷神社のの主祭神である宇賀御魂命(うかのみたまのみこと)は、スサノオ命の御子神です。
宇賀御魂命については、舟津神社にもお祀りされているので、もう少し後で紹介します。
素佐嗚命のご利益
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 厄除け
- 文学上達
- 学問上達
- 縁結び
- 恋愛運
- 家内安全
- 病難除去
- 無病息災
- 子孫繁栄
- 水難除去
- 火難除去
日本最初の歌を詠まれたので、文学上達のご利益があります。
また、奇稲田姫命とラブラブだったので、恋愛運や縁結びの神さまとしても有名です。
伊弉冉尊
伊弉冉尊(いざなみのみこと)は、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)とともに、日本の国と多くの神さまを産まれました。
火の神さまの迦具土神(かぐつちのかみ)を産まれた時に、陰部を火傷して亡くなってしまいます。
伊弉冉尊のご利益
- 延命長寿
- 縁結び
- 事業成功
- 産業繁栄
- 商売繁昌
- 出世開運
- 豊作
- 豊漁
- 家内安全
- 厄除け
- 無病息災
- 病気平癒
- 夫婦円満
- 安産祈願
- 子授け
- 子育て
熊野速玉命
熊野速玉命(くまのはやたまのみこと)は、先ほどのイザナミ命の夫神である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と同一神とされています。
イザナギ尊は、天照大御神やスサノオ命の父神です。
熊野速玉命のご利益
- 国土平穏
- 延命長寿
- 無病息災
- 開運招福
- 出世成功
- 商売繁昌
- 病気平癒
- 厄除け
- 盗難除け
- 縁結び
- 夫婦和合
- 子宝・安産
応神天皇
応神天皇(おうじんてんのう)は、第15代の天皇です。
宇佐神宮や石清水八幡宮はじめ、全国に数多くある八幡神社の主祭神です。
応神天皇陵は、墳丘長約425mもあり、大仙古墳(仁徳天皇陵)の次に大きな古墳です。
形は、ちょっといびつな前方後円墳です。
応神天皇のご利益
- 国家鎮護
- 殖産産業
- 家運隆昌
- 成功勝利
- 勝運招来
- 教育
- 交通安全
- 悪病除け
- 厄除け
- 子孫繁栄
罔象女神
罔象女神(みつはのめのかみ)は、水の神さまです。
泉や井戸の水、田や農業のための灌漑用水を司る神さまです。
伊弉冉尊(いざなみのみこと)が、火の神さまの迦具土神(かぐつちのかみ)を産まれた時に、陰部を火傷し致命傷を負われました。
その苦しみの中でされた、オシッコ(尿)からお生まれになった神さまです。
農耕民族である日本人にとって、田の水はとても大切なものです。
また、尿は、農作物の肥料でもあります。
罔象女神を主祭神とする神社は、多くはありません。
でも、農業神をお祀りしている神社の摂社や末社に、よくお祀りされています。
古代日本人の生活に、なくてはならない大切な神さまです。
罔象女神のご利益
- 祈雨
- 止雨
- 治水
- 商売繁昌
- 農耕守護
- 安産
- 子授け
大杉大明神
大杉大明神は、定かではないのですが・・・
『あんばさま』と親しまれている茨城県稲敷市にある大杉神社のご祭神大杉大明神と、同一神ではないかと思います。
なので、大杉神社のご祭神大杉大明神を紹介させせていただきます。
もしも間違っていたら、ごめんなさい。
大杉大明神は、『夢むすび大明神』と呼ばれるほど、人の夢を叶えてくださる神さまとして有名です。
茨城県の大杉神社の主祭神は、倭大物主櫛甕玉大神(やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ)です。
舌を噛みそうな名前ですね。
3回続けて間違わずに言うことは、私には絶対に不可能です。
それはいいとして・・・
倭大物主櫛甕玉大神(やまとのおおものぬしくしみかたまのおおかみ)は、奈良の大神神社(おおみわじんじゃ)の主祭神と同じです。
大物主神(おおものぬしのかみ)や三輪明神(みわみょうじん)とも呼ばれています。
大物主神は、出雲大社や因幡の白ウサギで有名な大国主神(おおくにぬしのかみ)の和魂(にきみたま)とも言われています。
私が好きな伏見稲荷大社のお山にも、大杉社のご神蹟があります。
上の画像が、伏見稲荷大社のお山にある大杉社です。
大杉神社のご神蹟の前に、ご夫婦で営まれている杉乃屋さんという小さなお店があります。
ここのご夫婦は、とっても優しくて温かい人柄で、参拝者をもてなしてくださいます。
ゴメンなさい。
余談です。
大杉大明神が大物主神なら、すごく幅広いご利益がある神さまです。
大物主神は、舟津神社にもお祀りされているので、後でもう少し詳しく触れます。
大杉大明神のご利益
- 厄除け
- 八方除け
- 星除け
- 空亡除け
- 夢むすび
- 交通安全
- 縁切り
- 縁結び
- 金運
- 恋愛運
- 結婚運
- 厄除け
- 国土開発
- 疫病除け
- 稲作豊穣
宇賀御魂命
宇賀御魂命(うかのみたまのみこと)は、伏見稲荷大社はじめ全国の稲荷神社の主祭神です。
先ほどお話しした素佐嗚命(すさのおのみこと)と神大市比売(かむおおいちひめ)の御子神です。
稲荷神社の主祭神ということは、商売繁盛の神さまなので、金運アップは得意中の得意です。
宇賀御魂命のご利益
- 五穀豊穣
- 金運
- 商売繁盛
- 産業興隆
- 芸能上達
- 家内安全
- 子孫繁栄
- 学業成就
- 災難除け
大物主神
大物主神(おおものぬしのかみ)は、先ほども書いたように、奈良の大神神社の主祭神です。
大国主神(おおくにぬしのかみ)の、和魂(にぎみたま)に当たる神さまでもあります。
ものすごくご神力の高い神さまで、古事記や日本書紀の神話にもよく登場されています。
大物主神は、神話では、よく蛇に姿を変えられています。
それも、とても美しいヘビになられて、美女のもとに通われます。
大物主神に関する神話で有名なのは・・・
大国主命が、国造りの相棒である少彦名神(すくなひこなのかみ)が常世の国へ去り、途方に暮れていた時のことです。
海の彼方から神々しく海を照らして、一柱の神さまが現れました。
大国主神が、『あなたは誰ですか?』と、たずねました。
すると、その神さまは、『私はあなたの幸魂(さきみたま)、奇魂(くしみたま)です。』と答えられました。
神さまには、強くて荒々しい荒魂(あらみたま)と、平和と繁栄をもたらす優しい和魂(にぎみたま)があります。
幸魂奇魂は和魂のことになります。
そして、『国造りを成就させるなら、私を大和の青垣の東の山の上に奉れる。』と言われました。
これによって、大物主神は、三輪山にお祀りされました。
『こんぴらさん』と親しまれている金刀比羅宮の主祭神も、大物主神です。
大物主神のご利益
- 殖産産業
- 病気平癒
- 方除け
- 交通安全
- 酒造守護
- 製薬守護
- 縁結び
- 五穀豊穣
- 国家安泰
- 国土開発
大己貴神
大己貴神(おおなむちのかみ)は、これまで何度も書いている大国主神(おおくにぬしのかみ)の別名です。
大己貴神は、次に紹介する少彦名神(すくなひこなのかみ)と、国造りをされました。
大己貴神は、大変モテる神さまで、多くの妃神が居られます。
その為、御子神も多く、古事記では180柱、日本書紀では181柱も居られます。
それだけ、活躍された神さまだということになります。
言い換えれば、それだけご神力の高い神さまで、あらゆるご利益を授けてくださいます。
多くのご利益のなかでも、出雲大社の縁結びは有名ですね。
でも、この縁結び縁は、男女の縁(恋愛運や結婚運)だけではありません。
- お金との縁
- 仕事との縁
- 家族との縁
- 恋人との縁
- 学校との縁
- 資格との縁
- 家との縁
- 地域との縁
- 会社との縁
などなど、あらゆるものとの良縁を授けてくださる日本一の神さまです。
大己貴神(=大国主神)は、サメに皮を剥かれて泣いている白ウサギを助けた、因幡の白ウサギの神話が有名です。
また、天照大御神の使者に、一生懸命造り上げた国を譲る、国譲りの神話も有名です。
その他にも、たくさんの神話に登場される日本一の神さまです。
大己貴神(=大国主神)のことは、別のページで詳しく書かせていただきました。
>>大己貴神(=大国主神)
大己貴神のご利益
- 金運
- 縁結び
- 良縁祈願
- 開運招福
- 厄除け
- 子授け
- 夫婦和合
- 五穀豊穣
- 医療守護
- 農業守護
- 病気平癒
- 商売繁昌
- 産業開発
- 養蚕守護
- 家内安全
- 交通安全
少彦名神
少彦名神(すくなひこなのかみ)は、大国主神と、国造りに励まれた神さまです。
古事記では神産巣日神(かむむすひのかみ)の御子神で、小さな小さな神さまです。
医薬や温泉、おまじないなどの神さまとしても有名です。
夏目漱石の坊ちゃんで有名な道後温泉、島根県の玉造温泉、箱根の湯本温泉は、少彦名神が発見したと伝わっています。
また、医療の神さま、酒造りの神さま、温泉の神さまとしても有名です。
まさに、小さな巨人と言える、ご神力の強い神さまです。
少彦名神のご利益
- 国土安寧
- 産業開発
- 豊漁
- 航海安全
- 病気平癒
- 商売繁昌
- 縁結び
- 良縁祈願
- 安産
- 子育て
- 厄除け
- 学業向上
- 五穀豊穣
- 家運降昌
舟津神社の境内
舟津神社の境内は、とても神秘的で素敵です。
一の鳥居から、本殿に向かって順番に紹介します。
一の鳥居の神額には、舟津宮と書かれています。
一の鳥居から本殿に向かって、長い参道があります。
並木道で、とっても気持ちの良い空気が流れています。
参道をしばらく進むと、美しい朱色の橋が架かっています。
『逢慶橋(あうけいばし)』というそうです。
『この橋を渡る人、慶びあり、良き事あり』と書かれています。
めちゃ、エエことがありそうな気がしてきました。
ワクワクしながら、逢慶橋を渡らせていただきました。
もう少し道を進むと、見上げるような巨木があります。
大欅(ケヤキ)と書かれています。
さすがにパワースポットだけあって、木々が大きく成長しています。
パワースポットは、エネルギーが強いので、木も長生きして、大きく成長するんですね。
参道の中ほどに来ると、大きな両部鳥居があります。
舟津神社の大鳥居です。
両部鳥居というのは、本体の鳥居の柱を稚児柱で支えていて、笠木の上に屋根がある鳥居です。
上の画像が、稚児柱です。
舟津神社の大鳥居は、寛政12年(1800年)に再建された、貴重な両部鳥居で、福井県の指定文化財に指定されています。
さすがに由緒ある神社ですね。
歴史を感じながら参道を歩いていくと、左手に手水舎がありました。
龍がかっこいいですね。
参道を横切る子道の向こうに、赤鳥居が見えます。
この赤鳥居も福井県の指定文化財に指定されています。
赤鳥居をくぐると、いよいよ本殿です。
舟津神社の本殿も、福井県の指定文化財に指定されています。
舟津神社は、北陸随一の古社だけあって、文化財が、たくさんあります。
本殿の神額にも『舟津宮』と書かれています。
本殿の前に、神拝作法が書かれています。
唱詞(となえことば)として
『祓へ給へ 清め給へ 守り給へ 幸へ給へ 舟津大神』
『はらえたまえ きよめたまえ まもりたまえ さきはえたまえ ふなつのおおかみ』
を三度奉唱と書かれています。
私も、神拝作法に従って、二拝二拍手一礼の後、住所、氏名、生年月日を言って、これまでの感謝と今後の身の取り回しをお願いしました。
ちなみに、私は、どこの神社にお詣りしても、
『京都市〇〇〇〇〇〇〇〇番地に住まいします、〇〇〇でごさいます。昭和〇〇年〇〇月〇〇日、午前〇〇時〇〇分生まれでございます。これまでの身の取り回し、誠にありがとうございました。勝手ではございますが、今後とも何卒身の取り回しよろしくお願い致します。』
と、お願いしています。
この後、唱詞を三度奉唱して、二拝二拍手一礼しました。
神さまには、直接的なお願いはしません。
例えば、『東京大学に合格しますように。』とはお願いしません。
もしかしたら、東京大学に入学できても、校風や先生や学友と合わないかもしれません。
どの学校に行けば、最も幸せな人生になるのかは、神さまでないとわかりません。
ですから、私の場合は、
『東京大学と関西学院大学を受験します。身の取り回し宜しくお願い致します。』
というようにお願いします。
すみません、余談です。
本殿の左側に、細い参道が続いています。
参道の左手に、末社の熊野神社がありました。
ご祭神は、
- 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
- 熊野速玉命(くまのはやたまのみこと)
と書かれています。
熊野神社の奥には、『舟津水(ふなつすい) 御神水池』があります。
龍の口から、水が出ています。
熊野神社をさらに奥に進むと、八幡神社があります。
ご祭神は、応神天皇だと思います。
八幡神社の右に、
・金比羅社
・稲荷社
・大杉大明神
・疱瘡社
がお祀りされています。
金比羅社のご祭神は、大物主神(おおものぬしのかみ)
稲荷社のご祭神は、宇賀御魂命(うかのみたまのみこと)
疱瘡社のご祭神は、大己貴神(おおなむちのかみ)と少彦名神(すくなひこなのかみ)です。
大杉大明神の石の祠の後ろには、樹齢500年の大きな杉の木があります。
高すぎて、上まで写真を撮るのを諦めました。
そして、位置的には、舟津水御神水池の手前になるのですが、末社の天津磐境(あまついわさか)があります。
ご祭神は、罔象女神(みつはのめのかみ)です。
舟津神社には、この他にも見どころはいっぱいです。
神聖な空気を感じて、悪因縁を祓っていただき、良縁を結んでいただいた気になりました。
すごくステキな神社で、またお詣りさせていただきたいと思います。
また、ご縁がありますように。
舟津神社
所在地: 〒916-0054 福井県鯖江市舟津町1丁目2−32
電話: 0778-51-0966