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清水寺の千日詣りと採燈大護摩供は京都のお盆の風物詩です

清水寺の千日詣り

  • 日程:毎年8月9日~16日
  • 拝観料:大人400円、小中学生200円

清水寺千日詣り

清水寺は、数ある京都のお寺や神社の中でも、人気NO1の人気観光スポットです。

清水寺では、毎年8月9日~16日千日詣りと呼ばれる法要が行われます。

清水寺の千日詣りのご利益

清水寺の千日詣りは、1日お詣りすれば、1,000日分お詣りした功徳と同じというとてもありがたいものです。

京都に居ながら、清水寺に毎日お詣りすることはできません。

しかも、お盆の8月14日15日16日の3日間は、特に千手観音菩薩とのご縁が強い日とされています。

この3日間は、1日のお詣りで、ナント46,000日分のお詣りに匹敵するそうです。

46,000日というと、365日で割っても126年間分の功徳です。

これは、『千日詣りに行かなければ!』ということで、8月16日に行ってきました。

清水寺8月16日御朱印

8月16日と言えば、京都では有名な大文字の送り火の日です。

さぞや混んでいるだろうと、覚悟していったのですが・・・。

清水寺仁王門

意外にも、さほど混んでいなくて、助かりました。

清水寺本堂舞台

清水の舞台で有名な本堂が、工事中なのも影響しているのかもしれません。

清水寺音羽の瀧

さすがに、音羽の瀧の前には、長い行列ができています。

でも、ゆっくり回ることができるので、清水さんの千日詣りは、春や秋の観光シーズンよりもオススメかもしれません。

なんてったって、1日で1,000日分のご利益を授かれるんですから。

金運アップ、恋愛運アップ、無病息災、立身出世、商売繁昌などなど、あらゆるご利益がいただけそうです。

千日詣りと宵詣りの日程

清水寺の千日詣りは、8月9日から16日までの期間です。

その中でも、私のおすすめは、お盆の8月16日です。

大文字の送り火と同じ日ですが、大文字焼きを見るためではありません。

先ほども書いた通り、8月14日15日16日の3日間は、千日詣りの中でも、特別に46,000日分の功徳になるのです。

その上、清水寺では毎年8月16日に、採燈大護摩供(さいとうおおごまく)が行われるからです。

清水寺の千日詣りの期間には、

  • 清水寺本堂内々陣特別拝観
  • 清水寺千日詣り法要
  • 千日詣り夜の特別拝観
  • 採燈大護摩供

等が行われます。

それぞれに、微妙に日程や時間が違うので、紹介しますね。

清水寺本堂内々陣特別拝観

  • 8月6日~16日までの11日間
  • 午前9時~午後5時( 受付終了)

清水寺千日詣り法要

  • 8月14日~16日
  • 午前11時と午後8時

本堂内々陣に入って、本尊十一面千手観世音菩薩のご宝前で、ご献灯ができます。

結縁の綱を握りしめてお祈りし、十一面千手観世音菩薩との強い強いご縁をいただきましょう。

そして、一年を通じて、この3日間しかいただけないお札がいただけます。

お札の料金は、お心持です。

千日詣り夜の特別拝観

  • 8月14日~16日
  • 午後7時~午後9時

※一応午後9時までとなっていますが、実際には午後9時30分頃まで拝観されています。
※18時30分~21時で受付終了となりますが、18時に一旦閉門されます。

採燈大護摩供

  • 8月16日
  • 午後3時~

千日詣りのお札をいただいた

清水寺千日詣りお札

8月14日・15日・16日の3日間は、千日詣りの特別なお札がいただけます。

玄関に貼るとよいそうです。

お札の料金は、お心持です。

ほとんどの方が、100円納めておられました。

私は、親の家の分と2枚頂いたので、500円納めさせていただきました。

清水寺のご本尊千手観音菩薩

清水寺のご本尊は、十一面千手観世音菩薩です。

十一面千手観世音菩薩は、十一のお顔と四十二の手で、大きな慈悲を施されます。

私たちの苦難を除き、財運招福、無病息災、良縁などの、現世利益をかなえてくださいます。

清水寺の十一面千手観世音菩薩にお祈りすれば、金運アップや恋愛運アップも大いに期待できます。

採燈大護摩供を見てきた

採燈大護摩供は、『さいとうおおごまく』と読みます。

京都では、毎年お盆の8月16日に、大文字の『五山の送り火』が行われます。

清水さんでも、お盆で帰ってこられたご先祖様の霊を送る大文字の送り火と同じように、聖護院門跡の山伏の方々とお坊さんによって護摩供養供養が実施されます。

ほら貝を拭きながら、山伏の方たちが入場されてきました。

清水寺採燈大護摩供の白い煙

濛々と白い煙が立ち上ります。

火が現れてきました。

清水寺採燈大護摩供の龍のような火焔

火焔がくるくると舞う姿は、龍が天に上っていくようにも見えます。

お坊さんも暑そうです。

採燈大護摩供のお坊さん

内緒ですが、一人のお坊さんは、頭から汗が吹き出していました。

京都の千日詣り

京都の千日詣りは、清水寺だけではありません。

もっとも有名な千日詣りは、愛宕さん(愛宕神社)の千日詣りです。

その他には、狸谷不動院の千日詣りも有名です。

愛宕神社千日詣り

愛宕山山頂にある愛宕神社で行われる、千日通夜祭です。

  • 参拝時間:7月31日PM6:00~8月1日AM5:00頃
  • 祭典時間:7月31日PM9:00~9:40頃 8月1日AM2:00~2:40頃

京都では、子供ができたら3歳になるまでに愛宕さんにお詣りするという風習があります。

3歳までにお詣りすると、その子供は一生火難に遭わないと言われています。

狸谷山不動院千日詣り火渡り祭

  • 日程:7月28日

無病息災・難病退散を祈願して、護摩が焚かれます。

護摩の火が鎮火されると、導師、修験者、一般の参拝者が、裸足で火床の上を渡ります。

お年寄りも子供たちも、まだ燻ぶる炭の上を祈りを込めて渡っていきます。