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金札宮は金運アップでおススメの京都伏見のパワースポットです

金札宮は京都伏見の金運アップのパワースポット

金札宮は、知る人ぞ知る京都市伏見区にある金運アップのパワースポットです。

京都の伏見では、最も古い神社と言われています。

金札宮のご利益

金札宮本殿

  • 五穀豊育
  • 火難除去
  • 家運隆昌
  • 商売繁昌
  • 金運上昇

金札宮は、商売繁昌の稲荷神社の神さまと同一神です。

金札宮にお詣りして、金運アップのご利益をタップリと授かってくださいね。

金札宮のご祭神

  • 天太玉命(アメノフトダマノミコト)
  • 天照大御神(アマテラスオオミカミ)
  • 倉稲魂命(ウカノミタマノミコト)

天太玉命

天太玉命は勾玉を作った神さま

天太玉命(アメノフトダマ命)は、鏡、織物、矛・盾などを司り、産業の神さまとして信仰されています。

天照大御神が、天岩戸にお隠れになった時、八咫鏡(やたのかがみ)と八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を作ったのが天太玉命です。

そして、アメノコヤネ命が祝詞を奏上し、天照大御神が岩戸から顔を出されたときに、天照大御神の姿が映るように鏡を差し出されました。

天照大御神の孫神の邇邇芸命(ニニギ命)が、高天原から地上へ降臨される時、一緒に天降られた神さまです。

天太玉命のご利益は、

  • 殖産興業
  • 占いの神さま
  • 厄除
  • 織物守護

などがあります。

神さまのご利益としては、占いが入っているのが珍しいですね。

殖産興業や織物の神さまとして、家運隆昌や商売繁昌にもつながり、金運アップのご利益も期待できます。

天照大御神

天照大御神をお祀りする内宮

天照大御神(アマテラスオオミカミ)は、言わずと知れた日本の最高神です。

伊勢神宮(お伊勢さん)内宮に、お祀りされている太陽の神さまです。

日本の総氏神さまです。

天照大御神のご利益は、

  • 国家安泰
  • 福徳
  • 開運
  • 勝運
  • 子孫繁栄
  • 五穀豊穣

などがあります。

最高神だけあって、個人的なご利益よりも、国家的なご利益が強調されます。

倉稲魂命

天太玉命とお稲荷さんの関係

倉稲魂命(ウカノミタマ命)は、伏見稲荷大社など全国の稲荷神社にお祀りされている神さまです。

食べ物や穀物の神さまで、商売繁盛の神さまとして有名です。

ウカノミタマ命は、伊勢神宮の下宮にお祀りされている豊受大神と同一神と言われています。

  • 五穀豊穣
  • 産業振興
  • 商売繁昌
  • 家内安全
  • 芸能上達

商売繁昌、五穀豊穣などから、富や財運、金運アップの神さまとして、全国でお祀りされている神さまです。

金札宮の伝説

金札宮の伝説

金札宮には、伏見稲荷大社の神さまとつながる伝説があります。

奈良時代の750年、孝謙天皇の御代のことです。

大きな大きな流れ星が現れました。

人々は、よくないことが起こる前兆ではないかと、恐れていました。

そんな時、伏見の久米の里というところに、変な老人が現れました。

白菊を植えて喜ぶその仕草が、あまりにも変だったので、村人はその老人に名前を聞きました。

よほど、変なお爺さんだったんでしょうね。

すると、その老人は、

太玉命
吾は、太玉命(フトダマ命)で天下の豊秋を喜び、年久しく秋ごとに白菊を賞でて来たり、もし干天で、稲が枯れる時には白菊の露を潅(そそ)がむ。

と答えました。

そして、手に持っていた白菊を振ると、キレイな清水が湧きだし、

太玉命
人々一度この白菊に霑(うるお)えば、たちどころに福運が来て、家運は長く隆盛し、子孫繁栄し、災禍から除かれるであろう。

と言われました。

村人は喜び、孝謙天皇に奏上しました。

孝謙天皇のたいそう喜ばれ、『金札白菊大明神』と天皇が自ら書かれた文書を贈られました。

村人たちは、一生懸命社殿を造りました。

その社殿建設中に、金の札が天から降ってきました。

その札には、『永く伏見に住みて、国土を守らん。』と書かれていました。

村人が不思議がっていると、

太玉命
我こそは天照大神より遣わされた天太玉命なり。我を拝まんとすれば、なお瑞垣(みずがき)を造るべし

という声が、天から聞こえてきました。

それで、村人たちは、せっせと社殿と瑞垣を造って、白菊大明神としてお祀りしました。

これが、金札宮の始まりです。

天太玉命とお稲荷さん

倉稲魂命をお祀りする稲荷山の白菊大明神

金札宮の主祭神である天太玉命は、お稲荷さんと非常に関係が深い神さまです。

先程の金札宮の伝説で、天太玉命が、白菊大明神としてお祀りされたとお話ししました。

全国のお稲荷さんの総本宮である伏見稲荷大社の三の峯(下社)に、白菊大明神がお祀りされています。

伏見稲荷大社では、白菊大明神は倉稲魂命(ウカノミタマノ命)であるとされています。

ということは、天太玉命とウカノミタマ命も同一神となります。

ウカノミタマノ命は、全国の稲荷神社の主祭神です。

ということは、天太玉命は、伏見稲荷大社はじめ、全国の稲荷神社の主祭神でもあるということになります。

天太玉命=ウカノミタマ命=豊受大神という式が成立します。

金札宮にお詣りすれば、伊勢神宮の内宮・下宮の神さまにお詣りしたことになります。

金札宮が、商売繁昌、五穀豊穣から、金運アップのご利益が高いのも頷けます。

ご神木のクロガネモチの木

金札宮のクロガネモチの木

金札宮の鳥居をくぐって、境内に入っていくと、ほぼ正面に大きなクロガネモチの木があります。

樹齢1200年とも言われるご神木です。

クロガネモチは、金持ちに通じ、縁起の良い気として庭木にもよく植えられています。

金札宮のクロガネモチは、金運アップのご利益がありそうですね。

クロガネモチのご神木触らずに、木の下で手のひらを上に向けて、より多くのパワーを授かってくださいね。

ご神木は、神さまと同じです。

よく、ご神木に触るとご利益があると言われますが、人間がむやみに神界に手を突っ込んではいけません

金札宮の摂社末社

金札宮には、5社の摂社末社があります。

そのうち、半数の3社が、お稲荷さんです。

  • 金刀比羅社
  • 恵比須社

金刀比羅社と恵比須社

 

  • 公岡稲荷大明神

公岡稲荷大明神

 

  • 橋吉稲荷社

橋吉稲荷社

 

  • 常磐稲荷社

常磐稲荷社

 

お稲荷さん、金毘羅さん、恵美須さんは、いずれも商売繁昌や金運アップの神さまです。

エビス神の像
境内には、エビス神の像もあります。

以前は『伏見の七福神巡り(洛南七福神巡り)』のエビス神として、多くの方が参拝されていました。

現在は、毘沙門天を祀っていた法性寺が廃寺となり、残念ながら伏見の七福神巡りは途絶えています。

本当にパワースポットなのか?

金札宮に行ってみて感じたことは、間違いなく金運アップのパワースポットではあります。

クロガネモチの木が、あんなに大きく育っているのですから、間違いなくパワーのある場所です。

しかし、境内が月極駐車場になっているため、何となく落ち着かないザっとした雰囲気があります。

駐車スペースも、明確に区画が示されているわけでもないので、一層雑然とした印象を受けてしまいます。

なので、清冽な空気を感じることはできませんでした。

もちろん、神社においても事情があるのでしょうが、せっかくの金運アップのパワースポットなのに残念です。

でも、本殿の前やえびす様の像の前は、パワーを感じます。

やはり、京都伏見のパワースポットであることには、間違いありません。

金札宮にお詣りするときに、一つ注意する点があります。

金札宮の注意点

摂社末社にお詣りするときは、虫よけスプレーが必需品です。

冬は大丈夫なのですが、7月ごろにお詣りした時、蚊の大群に襲われました。

春先から10月位までは、蚊の大群と格闘しながらのお詣りになります。

シャツやズボンの上からでも、何発も蚊に噛まれました。

金運アップのパワーを授かるのはありがたいのですが、痒いことこの上ありません。

くれぐれも、ご注意くださいね。

宝恵駕籠(ほえかご)

金札宮の宝恵駕籠巡行

寶惠駕籠(宝恵駕籠 ほえかご)は、エビスさんのお祭りで、大阪の今宮戎神社が有名です。

金札宮でも、平成22年から寶惠駕籠(ほえかご)巡行が、55年ぶりに復活しています。

以前は、花街だった中書島の芸妓さんが、駕籠に乗っていました。

でも、今では花街もなくなってしまったので、一般の方が芸妓さんの格好をして、代役されているそうです。

金札宮宝恵駕籠の芸妓さん

『ほえかご~、ほえかご~。商売繁昌で金札さん。ほえかご~、ほえかご~。』の掛け声で、街中を巡行していきます。

金札宮宝恵駕籠のエビス神と福娘

活気のある華やかなお祭りです。

金札宮宝恵駕籠巡行

毎年1月10日前後に巡行が行われました。

平成30年は、1月7日(日)に、行われています。

金札宮寶惠駕籠の福笹

寶惠駕籠(ほえかご)巡行の時、福笹をいただきました。

これで、『えべっさん』のご利益をいただいて、今年は商売繁昌間違いなしです。

アクセス

  • 京阪電車:丹波橋駅下車 徒歩5分
  • 近鉄京都線:丹波橋駅下車 徒歩5分
  • JR奈良線:桃山駅下車 徒歩20分

金札宮
京都府京都市伏見区鷹匠町8番地
電話・FAX:075-611-9035

京都府京都市伏見区鷹匠町8番地